薄型高倍率ズーム機のフラッグシップとなる「Cyber-shot DSC-HX30V」。発売日は2012年3月16日で、予想実勢価格は4万5000円前後
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 ソニーのコンパクトデジカメ「Cyber-shot」シリーズの注目モデルが、薄型高倍率ズームデジカメ「Cyber-shot DSC-HX30V」だ。2011年春に登場した「Cyber-shot DSC-HX9V」の後継で、レンズを35mm判換算で25~500mm相当をカバーする光学20倍ズームに進化させたのがポイント。超解像ズームを有効にすると、40倍相当のズームが可能になり、35mm判換算で1000mm相当の超望遠撮影が可能になる。超解像ズームは、すべての画素に対して画像解析を実施してデータを生成する「全画素超解像技術」を採用しており、光学ズーム並みの解像感を持つという。

 撮像素子は、有効1820万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載する。高速連写による重ね合わせ機能なども備え、定評のある高感度撮影性能はさらに進化したという。Wi-Fiによるスマートフォンとの連携機能も追加し、シリーズのフラッグシップ機にふさわしい装備を誇る。

 実写可能な試作機が届いたので、注目の画質をいち早くチェックしてみたい。写真は、いずれもJPEG形式で保存したものだ。掲載した拡大画像はすべてオリジナルデータなので、Cyber-shot DSC-HX30Vの実力をじっくり見定めてほしい。

全画素超解像技術を使用した超解像ズーム機能は、今春の新型Cyber-shotシリーズの目玉機能ともいえる特徴の1つだ。本機の場合、35mm判換算1000mm相当の画角で撮影できる。遠くにある小さな梅の花も、かなりアップで撮影できた(ISO100、1/500秒、F5.8)
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光学20倍ものズームレンズが備わっていると、撮りたい景色はたいていカバーしてくれる。進化した手ぶれ補正機構は手ぶれを効率的に抑え、望遠撮影をサポートしてくれる(ISO100、1/200秒、F4.5)
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※今回のレビューに使用した機材は試作機で、製品版とは異なる可能性があります。