コンパクトで高音質 ノイズキャンセリング機能も搭載する
ゼンハイザーコミュニケーションズ「MM 450 TRAVEL」

■ゼンハイザーコミュニケーションズ「MM 450 TRAVEL」(2009年11月20日発売)
タイプオーバーヘッド型
重さ約105g
連続再生時間約10時間(通話約20時間)
連続待受時間不明
実売価格4万9800円
製品情報Webサイト

 ゼンハイザーコミュニケーションズの「MM 450 TRAVEL」は、兄弟機「MM 400」の上位モデルで、実売価格は4万9800円程度。

 MM 450 TRAVELの特徴は、今回の特集で紹介する全モデルの中で唯一ノイズキャンセリング機能「NoiseGard」を搭載している点にある。

 NoiseGard機能はマイクから入力された環境騒音に逆位相の音を加えることでノイズを打ち消すというアクティブノイズキャンセリング機能だ。この機能をオンにすると、MM 400と同様の高音質はそのままに、環境騒音の約90%が低減される。

 実際に機能をオンにしてみると、周囲の騒音レベルが全体的に下がるのがよく分かる。ボーズのノイズキャンセリングヘッドホン「QuietComfort 15」などは飛行機のエンジンや電車の走行音などの「暗騒音」を中心にノイズを消し、人の話し声などは聞こえるというのが特徴。だがMM 450 TRAVELは全体的にレベルが下がり、周囲の人の声もあまり聞こえなくなる。静寂性を実現しつつも人の話し声は聞こえるようにするボーズとは違ったアプローチだ。

 ノイズキャンセリング性能自体はQuietComfort 15の方が上だが、コンパクトでケーブルいらずというのはMM 450 TRAVELの大きな魅力だろう。

 バッテリーはNoiseGard機能オンで約8時間、オフで約10時間の連続再生が可能。ケーブルが付属しており、バッテリーが切れてもケーブル接続で音楽再生を楽しめる。機内利用が可能なダブルモノ・アダプターも付属しているので、飛行機でノイズキャンセリング機能を利用しながら快適な空の旅を味わえる。

 価格はほかのモデルに比べてかなり高いが、高音質でワイヤレス、飛行機でも利用できるノイズキャンセリング機能付き、しかもコンパクト。そんなオンリーワンモデルを求める人にはこのモデルしかないだろう。

装着性★★★★★アームが少し強い気はするが、一度装着したら違和感はない
バッテリー★★★★★NoiseGard機能オンでも連続約8時間再生できる
遮音性★★★★★ノイズキャンセリング機能のおかげで聞きやすさも抜群
操作性★★★★★左右で曲送り、上下で音量調整と分かりやすい
低音域★★★★☆力強くはないが、リニアリティーの高い自然な低音感
高音域★★★★☆伸びやかな音で解像感が高い
お買い得度★★★☆☆音質は間違いなく良いが、価格が高いのがマイナス