丸みのある優しいデザインに十分な機能
コクヨS&T「IDeo SMOOTHSTYLE」

コクヨS&T「IDeo SMOOTHSTYLE」(1890円)(画像クリックで拡大)

 IDカードケースの機能については、各メーカーともにさまざま工夫をこらしている。リールの使いやすさ、安全対策、カードの収納力、軽さなど。毎日使うものだからこそ、そのこだわりは当然だろう。だが、ここまでデザイン重視のタイプは珍しいのではないだろうか。

コクヨS&Tの「IDeo SMOOTHSTYLE」は、一見して「今までのIDカードケースとは違う」と思わせるデザインだ。とにかく丸みがある。ちょっとオモチャを思わせる丸くて愛らしい形だ。

 デザインしたのは、自由曲面による表現と、ぬくもりを感じさせる雰囲気を生み出すことに定評のある柴田文江氏。角だけでなく、辺の部分も丸く仕上げられており、手に取ってみると不思議な心地よさがある。実際、街でこのIDカードケースを見かける機会が多いが、ポップなカラーのものは女性が好んで使っているようだ。暗めの色でもそのかわいらしい形のおかげで重くなりすぎない。

 カードの出し入れについては後ろのパーツが丸ごと取れる仕組みになっている。説明書には「カード収納は2枚まで」と書かれているが、実際には3枚のカードを納めることができた。薄めのものなら問題なさそうだ。ICカードを複数枚入れることはできないが、ほかのカードも身に着けておきたい人には使いやすいだろう。

 リールを引っ張った後、カシャンと本体とリール部分がハマるのが心地よい。マシンが合体するときのような楽しさがある。若干本体が回転しやすくなっているが、すぐに戻るのでそうは気にならない。ストラップは存在感の少ない、細めの丸ひもになっている。これはペンをはさむのにちょうどよかった。細いと首や肩への食い込みを心配する人もいるだろう。「IDeo SMOOTHSTYLE」は本体だけでなく、ストラップも軽いので、その辺も心配はない。デザイン、機能ともに十分満足のいくケースだ。

ほかには見られないポップなカラーバリエーション。ブラック(左上)、グリーン(右上)、ベージュ、ホワイト(左下)、ピンク、ライトブルー、ネイビーブルー(右下)の7色展開(画像クリックで拡大)

裏面が丸ごと取れるつくり。中には2枚のカードを入れることができる(画像クリックで拡大)

リールを伸ばすときもほとんど抵抗がない。しかも約50cmの長さまで伸びる(画像クリックで拡大)

丸ひもタイプのストラップはペンが引っかけやすい。もちろん事故防止パーツ付き(画像クリックで拡大)

身に着けているときにこそ映えるデザイン。大きさはあるが、かけるととても軽い(画像クリックで拡大)