第一回では、地上デジタル放送に関する基本的な内容を紹介した。今回は実際に地デジの導入事例と問題点を紹介しよう。特にマンションやアパートなどの集合住宅では、自分で勝手にアンテナなどを設置できないため、問題点も多い。どのように解決すればよいのか? 実際の導入事例をもとに対策を考えていこう。

一戸建てならアンテナを設置するだけで視聴可能

 まずは一戸建ての場合だ。前回も少し話をしたが、一戸建ての場合は単純にUHFアンテナの設置あるいは交換すれば基本的に地デジを見ることができる。電波状況の良い場所なら、屋根に設置する大型のアンテナでなくても、ベランダ設置型のような小型タイプを利用する方法もある。これなら自分で設置することもそう難しくはないし、価格も屋根に取り付けるアンテナの半額程度で済む場合が多い。

一戸建て住宅であれば、地デジ対応のUHFアンテナを設置するだけで地デジを視聴できるようになる(画像クリックで拡大)

 電波状況は街の電器屋さんなどに相談すれば、特殊な電波を測る機械で感度を調べてもらえる。測定の費用は数千円程度(最終的に工事を発注すれば無料になる場合もある)。まずはこの電波チェックをしてもらい、その後屋根へ取り付けるタイプのアンテナにするのか、ベランダ設置タイプの小型アンテナにするのかを決めるのが最適だろう。