エコとファッションを両立する
取っ手の“着せ替え”傘が新登場

 利便性だけではない。見た目にも楽しい工夫を凝らした商品が登場している。洋傘やファッション小物を製造・販売するムーンバット(京都市)では、傘本体とハンドルを自由に組み合わせられる新シリーズ「エコ・デ(ECODE)」を、6月1日から全国主要百貨店約100店舗で販売開始。「ディナー」をテーマにしたハンドルは、長傘で13種類、折りたたみ傘で12種類。バナナ、ブドウといったフルーツ、クッキー、ビスケットなどのスイーツをモチーフにしたカラフルなラインナップは、見ているだけでも楽しくなる。これらハンドルを複数そろえれば、その日の気分や服装に応じて取り替えることができるのだ。

フルーツやカトラリー、スイーツをモチーフにしたカラフルなハンドルは、各種525~2100円(画像クリックで拡大)

 ハンドルは、傘の全重量やシャフトから伝わる風の圧力を支える土台だけに、強度が問われる部分。折りたたみ傘は元々ネジキャップ式のものが多いが、長傘では強力な接着剤を使用して、シャフトとハンドルをしっかり固定するのが常識だった。「それを着脱式にすると、どうしてもガタつきが出てしまう」(ムーンバット 洋傘事業部ヘッド 水沢雄三氏)。骨の構造を含めて一から考え直す必要があったため、完成には3年を要した。