「我々の環境への取り組みの集大成」──08年10月に開業した大規模SC(ショッピングセンター)「イオンレイクタウン」について、イオンの担当者はこう語る。施設面積が東京ドーム5個分という国内最大級の規模を誇る同SCが、柱の一つとしてアピールするのが「エコ」だ。

 屋根や壁面には総面積4000平方メートルという、商業施設としては最大の太陽電池パネルを設置。また、新型の天然ガス熱電供給システムを導入するなど、空調も徹底的に省エネ化した。これらの設備がなかった場合と比べ、施設全体のCO2排出量を20%削減したとうたう。客に対しても館内のモニターなどを使って、エコへの取り組みが目立つようにアピールしている。

イオンレイクタウンでは多くの場所に太陽電池パネルが設置されている(画像クリックで拡大)

 同社はグループ全体の方針として、「2012年までにCO2を06年比で30%削減」という高い目標を掲げる。新規出店などを考慮すると、実質的には4割以上の削減が必要だ。レイクタウンなど一部施設を“環境実験店”と位置付け、ハード、ソフト両面からあらゆる手段を駆使して対策を進めている。