【アプリリアMana850】低重心で安定性が高いハンドリング

ライディングポジション。軽い前傾の無理のないポジションになる(画像クリックで拡大)

 ハンドリングは低重心をベースにしたもので、非常に安定性が高い。乗りやすく、とっつきのいいタイプで、日本車のネイキッドバイクに近い安定性を備えている。しかし左右のリーン方向の動きに有利なVツインエンジンであることから、ネイキッドほど重々しくはならない。

 旋回には深めのリーン(バイクの車体を傾けること)が必要になるが、リーンはたやすく、目的のバンク角まで軽くもっていける。ただしあまり急激にリーンさせると一瞬遅れて曲がりはじめ、ヒヤリとする。カリカリのスーパースポーツではないのだ。

 そして攻めていくと、難しさが顔を出す。バンクさせるとリヤがねじれるというか、前と後ろがちぐはぐな感じを受けることがあった。リヤをどう曲げていくかにアタマを使うことになる。また、フロントが若干ナーバスな感じを受けた。うねりなどでハンドルを取られやすいようで、フロントをこじるような走りは禁物だ。

水冷の90度Vツインエンジンは73Nm(7.4kgm)/5000rpmと強力なトルクを発揮する(画像クリックで拡大)

足付き性。ライダーの身長は177cmで両足のかかとが着く(画像クリックで拡大)

ドライブチェーンは通常のバイクは左側だが、Mana850では右側となる(画像クリックで拡大)