【ホンダDN-01】ムキに飛ばすのには向かないが、高速の長距離も飽きさせない

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 DN-01はムキになって飛ばすバイクではない。速度域が高くなると足を伸ばしたポジションと、狭いニーグリップ部のためにバイクの抑えが効かなくなる。風が強くなり、足が浮き上がる感じもする。おまけに寒い。上半身のウインドプロテクションはいいのだが、冬場は足の防風を考えたほうがいいだろう。

 気になったのは、フレームかフロントフォークの剛性が低く感じたこと。60km/hぐらいからアクセルオフで自然にスピードを落とす際、危険や怖さを感じるほどではないものの、ハンドルに軽い左右のブレが出る場合があった。これは、タイヤとの相性に原因があるのかもしれないが。また首都高速の路面のつなぎ目でフロントに感じる突き上げ感も、高速走行が得意分野なのだから、もっと軽やかにいなして欲しい。

 それを別にすると、高速での乗車感はとてもいい。乗っていて飽きないバイクだとも思った。例えば都内から厚木あたりまで、ちょっとラーメンでも食べに行こうかと、そんな気にさせてくれるバイクだ。

リアサスペンション。調整できるのはプリロードのみ(7段階)(画像クリックで拡大)

シャフトドライブのアームもカバーで被われる(画像クリックで拡大)