【ホンダDN-01】安全性が考えられた変速モードスイッチ、違和感がないATの走行感

なんとも複雑な曲面で構成されるテール部。しっかりしたアシストグリップを装備(画像クリックで拡大)

 ATのシフトは、右グリップ基部の「N-D切換え」スイッチでドライブとニュートラルを切り換え、その前方にある「モード切換え」スイッチでATとマニュアルモードを切り換える。ATの「D」と「S」、マニュアルのシフトチェンジは左グリップ基部の「シフトスイッチ」を使用する。ニュートラルからは必ず「D」が選択され、いきなり「S」やマニュアルは選べないようになっている。安全を考えれば妥当だろう。

 ATの「S」モードは、「D」モードよりも少し回転が高めになるが、極端な差はない。街乗りなら「D」でも十分なトルクが発揮されるから「S」にする必要はないだろう。またマニュアルモードでも、エンジン回転が低すぎたり、逆に過回転になる場合はシフトできない。

 ATはまったく違和感なく、ごく自然に走ることができる。Vベルト式ATにありがちな空走感もない。鼓動はあるが、振動は少ない。低速ではステップに、そして速度が上がるとタンクあたりに振動が若干現れるが、不快なほどではない。マニュアルではシフトの際に若干ショックが出る、というか出してしまった。これはライダー側の慣れが必要だろう。

マフラーエンドは三角形状。キャタライザーはリアタイヤの前。リアホイールは片持ち(画像クリックで拡大)