【ヤマハTMAX】完成度が高いATチューニング、これならマニュアルモードはいらない

Uターン、その1。ほぼフルロックで旋回している(画像クリックで拡大)

 ワインディングでもエンジンは主張しない。必要にして十分なパワーを滑らかに供給し続ける。無段変速のATと合わせ、パワーユニットはこれで完成しているかのようだ。だから、スポーツモードやマニュアルモードを欲しいとは思わなかった。

 一般に、スポーツバイクは“熱い”ものである。ワクワクしたり、ムキになったりして楽しむことが多い。Mana850もATながらこのジャンルのバイクである。対してTMAXは極めてクールなスポーツバイクだ。どんな状況でもライダーに不安感を与えず、驚くほど速いペースのまま何事もなかったように仕事をこなす。それはガレージから走り出した瞬間から、市街地はもちろん、ワインディングでも継続される。何も変化しない。これは新しいスポーツバイクだと思った。

Uターン、その2。安定性が高く、Uターンもラク(画像クリックで拡大)

Uターン、その3。リアブレーキを引きずるととても簡単(画像クリックで拡大)