【ヤマハTMAX】絶妙なリーン設定、不安なくバイクを傾けられる

ライディングポジション。スクーターらしくラクなポジションだが、位置は高い(画像クリックで拡大)

 そしてリーンの設定が絶妙である。スポーツバイクとして考えると、リーンの倒し込み速度は速くない。しかしリーンの抵抗成分とリーン速度が実にうまく設定されていて、不安なくバイクを傾けられる。腰をずらすなどの操作はいらない。ちょっとお尻に神経を集中させるだけでいい。

 ただ、コーナリング中のパーシャル状態(スロットルを中程度に開いた状態)で不安になるかもしれない。強烈に旋回していても、バイク側からのフィードバックが少ないためだ。そういった場合はアクセルを開けながら抜けられるように進入時のスピードを調整するか、でなければ絶品リアブレーキの出番だ。コーナー後半で完全にバイクが起き上がるまで、ずっとリアブレーキを引きずってもいい。安心感がずいぶん違う。

足付きを見る。シート高はMana850と同じ800mmだが、かかとは浮きぎみになる。ライダーの身長は177cm(画像クリックで拡大)