【ヤマハTMAX】ATやスクーターであることを忘れる新感覚のスポーツバイク

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 さてワインディングでの「TMAX」はどうか。ひとことでいうと、これは“ニュータイプ”のスポーツバイクである。振り子のようにバイクがリーンし、空間がねじれるようにコーナーを抜けていく。自分は何もしていないのに、回りの空間が曲がってくれるような感覚だ。コイツはおもしろい。

 まず記したいのは絶品のリアブレーキだ。ATではシフトチェンジによるトラクションコントロールができないし、アクセル操作もダイレクトには伝わらない。そこでリアブレーキが重要になるのだが、TMAXのそれは、左手の操作に合わせてリニアにトラクションが変化する。手で操作するということもあるのだろうが、その変化の具合がとてもわかりやすいのだ。もちろん強く握れば制動力も期待できる。フロントブレーキもよく効くのだが、このリアブレーキに感激してしまった。

フロントはダブルディスクブレーキ。フロントフォークも高剛性なもの(画像クリックで拡大)

ドライブトレインとリアブレーキ。このブレーキはすばらしくいい(画像クリックで拡大)

左グリップ。操作性はとてもいい。パーキングブレーキのレバーも装備する(画像クリックで拡大)

右グリップ。ハザードランプのスイッチが軽く、いつのまにかオンになっていることがあった(画像クリックで拡大)