【ヤマハTMAX】視界を遮るスクリーン、ショートタイプへの交換もありか

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 一つ気になったのは大きなスクリーン。良い悪いではなく、気になるのだ。私の身長(約177cm)では視線の先にスクリーンの上端があり、それが水準器のように左右に揺れ動く。ゲーム感覚でおもしろいともいえるが、目ざわりでもある。さらにヘルメットとの関係で、風切り音がかなりうるさい。後ろからの風の巻き込みも強い。

 そこで試しにスクリーンを外して走ってみたのだが、ずいぶん自由な感じが高まった。風切り音もなく、バイク自体がコンパクトになったようで、なかなかいい。オプションのショートスクリーンに交換するのもいいいかもしれない。しかし、高速道路を1時間ほど走ったところで考え込んでしまった。やはりスクリーンがあったほうがラクなのだ。疲れ方がずいぶん違う。TMAXのオーナーになったらスクリーンをどうするか、じっくり悩んでほしい。

 そのほか、スイッチ類の使い勝手はとてもいい。このあたりは国産車のありがたさを感じるところ。メーターも見やすいし、時計が大きいのもいい。デジタル表示のタコメーターはいま一つ見づらいが、ATなのであまり気にならない。

 唯一困ったのがハザードスイッチ。右グリップの基部にあるのだが、軽く触れただけでスイッチが入ってしまう。1週間の試乗中、走っていていつの間にかハザードランプが点滅していたのが3回ほどあった。もっと節度を付けるか、別の場所に移してほしいと思う。

 TMAXの燃費は、440kmほど走行して平均22.3km/Lだった。500ccのATであることを考えると、かなりいいのではないだろうか。ただしガソリンはハイオクとなる。タンク容量は15Lなので、満タンで330km以上走れることになる。

大きなスクリーン。乗っていて気にはなるが、長距離ではラク。脱着は意外と簡単だ(画像クリックで拡大)