「神戸コレクション」と「東京ガールズコレクション」の魅力を比較

 今や、一般女性向けの2大ファッションショーとして、確固たる地位を築いた「神戸コレクション」と「東京ガールズコレクション」(以下、TGC)。2つのショーが若い女性を惹きつける魅力とは何か。両コレクションのレポートをふまえて、様々な側面から、その理由を探っていく。

2大コレクションの違いは?

  神戸コレクション TGC
会場 2カ所で開催。ワールド記念ホール(神戸公演)、国技館(東京公演) 1カ所で開催。国立代々木競技場 第一体育館
海外公演 上海 パリ、北京
客数 1万5459人(神戸公演1万145人、東京公演5314人) 約2万2700人
ブランド数 42ブランド(神戸と東京公演合わせて) 23ブランド
ライブアーティスト 加藤ミリヤ、capsule、LISAなど PUFFY、童子-T feat.BENIなど
特徴 セカンドライフでショーを開催(2008年春夏シーズン)http://tokyozero.co.jp/kobe/... リアルタイムでオンラインショッピングを実施

 今回、のべ約1万5500人(神戸公演1万145人、東京公演5314人)もの観客を集めた「神戸コレクション」。リアルクローズ(普段着)をテーマにし、「ファッションショー」=「特別な人だけが体験できる場」という概念を払拭するために開催された。第1回目は、2002年の秋冬シーズンで、神戸・六甲アイランドの複合施設である神戸ファッションマートが主催となりスタート。第2回からは毎日放送が主催となり、規模を拡大。第5回目となる2004年秋冬シーズンからは、神戸と首都圏での2カ所開催となり、第13回の今回、首都圏の会場は両国国技館となった。また、2007年には上海でも開催し、海外進出も果たしている。最近ではインターネット上の「セカンドライフ」でショーを行うなど、WEB媒体での展開も広げている。

両国国技館で行われた第13回目の神戸コレクションの模様(画像クリックで拡大)

 対して「TGC」は、ゼイヴェルが運営する携帯ファッションサイト「girlswalker.com」事業の5周年を記念して、2005年に初開催された。当初から春夏、秋冬シーズンの年2回体制で9回目となる今回は、代々木第一体育館を舞台に約2万2700人の観客を動員した。こちらもすでに海外でショーを行っており、2006年7月にはパリ、07、08年3月には北京でショーを開催している。当初からメディアミックスを戦略的に行っていたのが特徴で、ショーでモデルが着ていた衣装を、携帯からその場で購入できる。開催日1日で3000万円以上を売上げる。

代々木第一体育館で行われた第9回の「TGC」の模様