一部ファンに人気が出た「アラビヤン焼きそば」

 続いて1964年6月、明星食品「焼そば」、1967年4月、サンヨー食品「アラビヤン焼そば」が登場した。サンヨー食品の「アラビヤン焼きそば」は、2008年6月、「サッポロ一番 BIG アラビヤン焼そばカップ」としてカップでも展開。一部のファンの間で話題になっている商品だ。

サンヨー食品「アラビヤン焼そば」(画像クリックで拡大)

「サッポロ一番 BIG アラビヤン焼そばカップ」(画像クリックで拡大)

 ターバンを巻いたインド人風のキャラクターが印刷された、一度見たら忘れないパッケージデザインのこの商品、1967年の発売当初は全国で売られていた。しかしその後、次第に姿を消していき、なぜか根強い人気があった千葉県の一地方だけで生き残っていたものだ。

 「世の中全体にレトロブームの感があり、食品でもリバイバル商品が売れています。『アラビヤン焼そば』は、今見ても斬新なデザイン性、千葉県の一地方だけで売れている特異性が、ブログで話題になり、人気が出始めていました。それを受けて、そろそろ思い切ってやってみようかとカップ麺を商品化。全国展開することになったのです。こうしたレトロ、リバイバルブームは30代、40代の消費者が市場を引っ張る傾向にあります。」(サンヨー食品・マーケティング本部広報宣伝部課長・福井尚基氏)