サイズ、味のバリエーションも

 1985年、東洋水産は「マルちゃんのまめ赤いきつね」「マルちゃんのまめ緑のたぬき」を発売。継続してではないが、その後も何度かこのミニサイズ商品を販売している。ミニサイズ商品は、カップラーメンの章でも紹介したが、弁当を食べる際にスープ代わりにしたり、小腹が減ったときにおやつにしたり、という食べ方に向く。だが、それだけではない。その商品を知らない消費者でも、「小さいサイズなら試してみてもいいかな」という心理が働くことがある。そこには、「マルちゃんの味を知ってもらおう」という狙いがあるのだ。勝ち組の定番商品とはいえ、定番であり続けるため、新規顧客の開拓は疎かにできないということだ。

 一方、日清食品は、どん兵衛シリーズで次々と商品展開を進めていく。「日清のどん兵衛きつねそば」「日清のどん兵衛天ぷらうどん」「日清のどん兵衛カレーうどん」「日清のどん兵衛肉うどん」「日清のどん兵衛力もちうどん」「日清のどん兵衛きつね大盛り1.5倍」などなど。もちろんミニサイズ商品も展開している。

日清のどん兵衛肉うどん(画像クリックで拡大)

日清のどん兵衛芋煮うどん。こちらは東北地区限定商品(画像クリックで拡大)

日清のどん兵衛ごぼう天うどん。中国・四国・九州地区限定商品(画像クリックで拡大)