ピンクレディーのCM

 この商品、かなり最初に決まったのが容器だった。「うどんは丼で食べるもの、焼そばは皿で食べるもの」との発想で、当時の未確認飛行物体ブームに乗ったのだ。そうして皿型円盤のような丸形容器がまず決定。名称もUFOで決まった。そこに、当時、圧倒的な人気アイドルだったピンクレディーを持って来たわけだから、話題にならないわけがない。たちまちカップ焼そばの60%を超えるシェアを獲得した。

 ちなみに「日清焼そばU.F.O.」の発売と同じ年、東洋水産から「焼きうどん」が出ている。「焼きうどん」は、「焼そば」以上に、麺の開発が難しいという事情がある。スープなしでも食べられる、太くて歯応えのある麺というのがハードルが高いのだ。それでも東洋水産は、1984年に北海道限定で「焼きうどん弁当」と「焼きうどん」を発売。こうした麺質研究は、後の商品展開に影響を与えることになる。