磯 修(編集部)が選んだベスト10はこれだ!

 それでは、編集部の磯 修が選んだベスト10を紹介しよう。

1位 LUMIX DMC-TZ5 パナソニック
薄型ボディーに光学10倍ズームレンズと3型の大きな液晶モニターを搭載したコンセプトを高く評価したい。CMのような中高年ユーザーだけでなく、ファミリー層や女性など幅広いユーザーにおすすめだ。売れ筋のFXシリーズなどと比べ、機能が一世代古いのが残念。
2位 LUMIX DMC-FZ18 パナソニック
光学18倍ズームレンズ搭載ながら、ボディーを軽量に抑えているのが最大の魅力。LUMIXシリーズで共通の操作性により、FXシリーズなどからのステップアップユーザーにも最適だ。記者発表会などでは、この機種を持っている記者を本当によく見かける。記者の間では定番のシリーズなのだ。
3位 FinePix S100FS 富士フイルム
エントリークラスのデジタル一眼レフを上回る本体サイズと価格だが、同社のフィルムをシミュレートする機能やダイナミックレンジ拡大機能など、この機種ならではの機能が魅力。電動式ではないズーミングや、明るい14.3倍ズームレンズなど、こだわった造りが感じられる。デジタル一眼レフでレンズ交換の必要性が感じられない人は、こちらがお薦め。
4位 EXILIM PRO EX-F1 カシオ計算機
ハイスピードムービーや超高速連写など、この機種独自の機能が最大のポイントだ。価格の高さと画素数の少なさがネックだが、デジタル一眼レフユーザーがサブ機として使うと楽しく使えそう。
5位 Cyber-shot DSC-H10 ソニー
このジャンルでは小型・軽量なボディーながら、10倍ズームレンズと3型液晶を搭載しているのがポイント。HOMEボタンとMENUボタンを利用するCyber-shot独自の操作はイマイチだが、基本性能は高い。価格も手ごろなので、幅広い層に薦めたい。
6位 COOLPIX P80 ニコン
27mmからカバーする18倍ズームレンズや、デジタル一眼レフと同様の操作ができる電子ダイヤルなど、ライバルを少し上回るスペックが魅力。同社のデジタル一眼を思わせる硬派なデザインに惹かれるが、どうせならメニュー構成や操作性もデジタル一眼と同じにしてほしかった。
7位 R8 リコー
この薄さと軽さのボディーに光学7.1倍ズームレンズを搭載しているのが最大の魅力。リコー独特の動作音が騒々しいのは相変わらずだが、メニューなどを柔軟にカスタマイズできる点は他社にない魅力だ。カメラを使い慣れているデジタル一眼レフユーザーのサブ機に最適だろう。
8位 Cyber-shot DSC-H50 ソニー
数少ない可動式液晶モニターを搭載しているのがポイント。同社のデジタル一眼「α350」などと同じく上下にしか動かないが、それでも撮影アングルの自由度は飛躍的に高まるハズ。モニターのサイズが3型と大きいのも◎。操作性にクセがあって慣れにくいのがマイナスか。
9位 FinePix S8100fd 富士フイルム
オーソドックスで目立たないモデルだが、27mmからの光学18倍ズームレンズは魅力。MENUボタンとFボタンの使い分けは慣れにくいものの、全体の操作はFinePixらしく軽快でストレスを感じずに撮影できる。過去に撮った画像を表示しながら撮影できるFinePixならではの機能も、意外と便利に使えた。
10位 μ1020 オリンパス
イメージング
光学7倍ズームレンズを内蔵しているとは思えないスリムボディーが魅力。ただし、メニュー表示のデザインがちょっと野暮ったいのが気になる。μシリーズのアイデンティティーだった防水性能が省かれたのも、ちょっと残念だ。

編集部・磯は、きみまろズームの携帯性の高さを評価!

 高倍率ズーム機といえば「本体が大きく重い」というのが欠点だった。しかし、その常識を覆したパナソニックの「LUMIX DMC-TZ5」は、気軽にバッグに入れて持ち歩ける点を大きく評価したい。売れ筋の光学3~4倍ズームのスリムモデルと比べて少し大きいぐらいなのに、圧倒的なズーム機能で利便性が大きく高まるのは魅力だ。印象的なテレビCMから、中高年向けのカメラと思われがちだが、もっと幅広い層に使ってもらいたいと思う。

 7名のカメラマンの評価がすべて出そろったので、いよいよ総合ランキングを発表するぞ!

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