上田晃司氏が選んだベスト10はこれだ!

 それでは、上田カメラマンが選んだベスト10を紹介しよう。

1位 LUMIX DMC-TZ5 パナソニック
薄型ボディーに、35mm換算で28~280mm相当の光学10倍ズームレンズを搭載しているのが最大の魅力。背面の3型液晶モニターは46万ドットと高精細なので、とてもキレイで見やすい。暗部補正やおまかせiAを搭載しているうえ、手ぶれ対策も万全なので、初心者も安心して使えるだろう。シンプルで手軽に使える高倍率モデルだ。
2位 Cyber-shot DSC-H10 ソニー
コンパクトな割にグリップ感に優れているうえ、大きな3型の液晶モニターを搭載しているので、見やすさにも優れる。レンズは35mm換算で38~380mmと広角には弱いものの、望遠域での撮影を重視するユーザーには向く。D-レンジオプティマイザーにより、黒つぶれを抑えられるのもうれしい。
3位 Cyber-shot DSC-H50 ソニー
3型の液晶モニターは上下可動式で、自由なアングルで撮影できるのがライバルにはない魅力だ。レンズは光学15倍ズームで、35mm換算で31~465mm相当の広いレンジをカバーしている。ボディーは少し大きいが、グリップが大きくホールド感に優れている。アドバンススポーツモードや多彩なブラケット機能など、凝った撮影ができる機能の充実ぶりも評価したい。
4位 CAMEDIA SP-570UZ オリンパス
イメージング
何といっても、35mm判換算で26~520mm相当を広くカバーする光学20倍ズームレンズが最大の特徴だ。広角から超望遠までをこれ1台でカバーできるのは、本当に便利だと感じる。デジタル一眼レフ的な操作ができるズームリングなど、操作性にもこだわりが見られる。秒間13.5コマの高速連写も見逃せない機能だ。
5位 LUMIX DMC-FZ18 パナソニック
35mm換算で28~504mmをカバーする光学18倍のズームレンズを搭載しながら、ライバルと比べてボディーを小型・軽量にまとめているのが魅力。撮影シーンを自動認識するおまかせiAモードならば、初心者も面倒な設定をせずに撮影できるのがよい。マニュアル撮影モードが充実しているうえ、それを生かすジョイスティックの操作感のよさも注目したい。
6位 COOLPIX P80 ニコン
光学18倍ズームレンズを搭載したモデルの中では最小のボディーで、実際に手にすると小ささに驚く。それでいて、レンズは35mm換算で27~486mm相当と広角にも強いうえ、開放F値はF2.8-4.5と高倍率モデルにしては明るい。1:1の正方形フォーマットでの撮影にも対応しているのも、シーンによってはおもしろく使えそうだ。
7位 FinePix S100FS 富士フイルム
従来比400%という広いダイナミックレンジにより、明暗差の激しい被写体も階調豊かに表現できるのが最大の魅力。また、同社の人気フィルムの発色をシュミレーションした撮影も行え、フィルム時代からの写真ファンの心をくすぐる機能を提供してくれる。本体はやや大柄で重いが、メカ式のズーム機構や剛性感のあるボディーは、完成度の高さを感じさせる。
8位 PowerShot TX1 キヤノン
ビデオカメラのように縦型に構える小型ボディーに、35mm判換算で39~390mmをカバーする光学10倍ズームレンズを搭載したスリムモデル。液晶モニターはバリアングル式で、高い位置や低い位置からでも自在に撮影が楽しめるのがポイント。発売が古く、最新機種と比べると機能面の弱さが気になるが、写真撮影だけでなく動画撮影も楽しみたい欲張りな人に向く。
9位 R8 リコー
クラシックな印象のスリムボディーに、35mm判換算で28~200mmを広くカバーする光学7.1倍ズームレンズを搭載しているのがポイント。同社の「GR DIGITAL II」などの玄人向けモデルとは異なり、フルオート中心のシンプルな操作に仕上げられているので、初心者でも安心だ。46万画素と高精細な2.7型液晶モニターの存在も頼もしい。
10位 EXILIM PRO EX-F1 カシオ計算機
60枚/秒の高速連写や最大1200fpsのハイスピードムービーなど、この機種にしかない特殊な機能が最大の魅力だ。フルHD画質の高品質ムービーを撮影できるなど、ビデオカメラと肩を並べる動画性能も目を引く。レンズは、35mm判換算で36~432mm相当をカバーする光学12倍で、手ぶれ補正機構を内蔵するなど、基本性能も十分だ。

上田カメラマンは、人気の20倍ズーム機の便利さを評価!

 これまで高倍率ズーム機といえば、望遠側のカバーは十分なものの、広角側が弱いというイメージがあった。しかし、広角側が26mm始まりの20倍ズーム機「SP-570UZ」などを筆頭に、広角側から望遠までを広くカバーするモデルが増えてきた。普通のコンパクト機では飽き足らない人でも、これ1台で十分満足できるだろう。