「きらら」(小学館/2004年創刊)

本が好きな人、本が仕事の人のための情報誌

表紙はコラージュ。A5平綴じ、月刊、200円(注2)(画像クリックで拡大)

 アルファベットでは「Qui! La! La!」と書く。創刊当初から「新文芸」を掲げ、きらら文学賞、「きらら」携帯メール小説大賞、小学館ライトノベル大賞の発表媒体となってきた。

 小説は本誌のほかに公式サイトでの限定連載の作品もある。作家のラインナップを見ると、ここでの「新文芸」はどちらかというと、かつての純文学に近いテイストをもつ作品を指すようだ。

 書店員によるコラムや書店が注目している作家へのインタビューなど、書店向けと思われる情報も目立つ。

 


「papyrus」(幻冬舎/2005年創刊)

人物モノが好きなら見逃せない

表紙は特集で取り上げた人物の写真。最新号は音楽ユニット「ゆず」。B5変形平綴じ、隔月刊、730円(注1)(画像クリックで拡大)

 特集では蒼井優、岡田准一、Cocco、桜井和寿、ユースケ・サンタマリアなどなど、いわゆる“文壇”外の人を取り上げてきた。第一特集以外でも撮り下ろしの写真を多用し、全体的に人にフォーカスした構成をとっているのが特徴。人物モノが好きな人は見逃せない。小説作品もきっちり収載されており、文芸誌と情報誌の混合型と言える。

 パピルス新人賞は、短編の売れない文芸市場を反映してか、ジャンル不問の長編小説。第1回受賞作は久保寺健彦の『みなさん、さようなら』だった。

 


(注1)価格は最新号(月刊誌は6月号)の定価(税込み)です。
(注2)1号あたりの頒布価格(税込み)です。取り扱いは大型書店に限られており、店によっては無料で配布されていますが、確実に手に入れたい場合は各社公式サイトから年間定期購読を申し込んでください。