横澤宏一郎(よこざわ こういちろう)

生活感あふれるユニークな作風で知られる

横澤宏一郎(博報堂)

KONAMI/ウイニングイレブン「ワンタッチパス編」

 CMプランナー、コピーライター/博報堂

 1972年生まれ。95年に早稲田大学政治経済学部卒業後、同年博報堂に入社。99年クリエイティブ局へ異動後、00年に日本生命保険「ニッセイ保険口座キャンペーン」のCMでTCC新人賞を獲得したのを皮切りに、以後多くの作品を手がけるようになる。今年3月に発表された2007年クリエイター・オブ・ザ・イヤーでは、審査委員特別賞を受賞。KONAMIの人気ゲームソフト「ウイニングイレブン」のCM(「ワンタッチパス編」「ルーズボール編」ほか)ではTCC賞、ACC賞ブロンズ、文化庁メディア芸術祭推薦作品にも選ばれた。そのほか、おもな作品にTOYOTA「ポルテ」、TSUTAYA DISCAS「借り放題」シリーズなどがある。

 生活感あふれるユニークな作風が特徴的だが、企業メッセージ・商品コンセプトを明確にした上で、消費者との接点を探していくという堅実なスタイルは高い評価を得ている。また、ポスターや雑誌広告といったグラフィック作品でも評価が高く、KONAMI「どこでもヨガ」やエンターブレイン「週刊ファミ通」などのポスターも手がける。光文社のファッション雑誌「CLASSY.」の駅構内広告では、モデルの相沢紗世をフィーチャーし、全長30メートルの連続ポスターや100種類のポスターなどで表参道駅を“ジャック”。100種類のポスターのなかで、一つとして同じ写真が使われていないという演出が話題を呼んだ。

朝生謙二(あさお けんじ)

食品のテレビCMで高評価を連発!

朝生謙二(アサツー ディ・ケイ)

大塚製薬/SOY JOY「いちご娘」編

 クリエイティブ・ディレクター・CMプランナー/アサツー ディ・ケイ

 1966年、大阪府出身。神戸大学経営学部卒。01年よりアサツー ディ・ケイのクリエイティブ部門へ配属。98年、東急エージェンシー所属時代には、永谷園「お茶漬け海苔」のCMを手がける。男性がひたすらお茶漬けを食べるという演出が話題となり、同年のクリエイター・オブ・ザ・イヤー特別賞を受賞した。そのほか、近年のおもなCM作品に大塚製薬「SOY JOY」ランチダイエットキャンペーン、大塚チルド食品「スゴイ黒ダイズ」朝のモノマネ体操キャンペーン、日清食品「どん兵衛」中居正広起用のシリーズ、明治製菓「アーモンドチョコレート」中居正広と稲垣吾郎が入れ替わる「仮面」編など多数。また明治製菓「マカの元気」では、ACC賞テレビACCシルバーも受賞している。2007年クリエイター・オブ・ザ・イヤーのメダリストに選ばれた「SOY JOY」のCMでは、会社でのありがちなワンシーンを演出。田中麗奈扮するOLと、豊川悦司によるちょっととぼけた上司の掛け合いが人気を博し、CM好感度でも幅広い世代から支持を得た。また、今年4月からのシリーズでは「女優を目指す元アイドルとそのマネージャー」へと大きく舞台設定を変更。出演陣によるコミカルな展開と、“健康とダイエット”という商品本来のメッセージはそのままに、食品分野のCM好感度1位を獲得するなど、こちらも高い人気を得ている(「CM INDEX」4月号調べ)。