自分だけの柄を持てる希少なセルロイドペン

カトウセイサクショカンパニー
セルロイドボールペン No.351、No.551
3500円(351)、4000円(551)

カトウセイサクショカンパニー、上「セルロイドボールペン No.551 黒珈琲」4000円、下「セルロイドボールペン No.351 バラフブラック」3500円(画像クリックで拡大)

パーカータイプの比較的手に入りやすいリフィルが使える。価格は約800円前後。標準的な油性ボールペンのリフィルだが、しっかり書けるし、インクの容量も多い(画像クリックで拡大)

551にはグリップ部に滑り止めの溝が彫られている。回転式なので、ノック式に比べると筆記時の芯のブレは少ない(画像クリックで拡大)

 今や、貴重品になってしまったセルロイド軸の筆記具を、熟練の技で作り続けるカトウセイサクショカンパニー。木綿由来の天然素材であるセルロイドは、使うごとに手に馴染み、味が出てくるので、経年変化も楽しめる。

 そんなセルロイド軸のボールペンを数量は少ないながら、安価で提供してくれるのだから嬉しい。普段使うボールペンだからこそ、素材にこだわった物を使いたいという人に最適だ。

 セルロイド製だけに、その柄のバリエーションも豊富。しかも1本たりとも同じ柄はない。自分だけの1本が数千円で手に入るというのはすごいことではないだろうか。写真の2本のほかにも、さまざまな柄があり、手に入るのは、そのつど違う。それも、セルロイド製のペンを持つ楽しみの一つ。

 リフィルは、広く普及しているパーカータイプが使えるので入手は楽。コンパクトな351の方は、やや筆記時に芯がブレるし、男性の手にはやや細い。なので、ビジネスマンには太めで、デザインも男性的な551の方がお薦め。芯のブレもほとんどない。

 ほとんど工芸品なのだが、しっかり実用できる機能と価格。机の上でセルロイドの輝きが映えるので、持っているだけで嬉しくなる、そんなボールペンだ。

書いてみた。筆者の手には、551の方が馴染んだが、351のサイズバランスの良さも捨てがたい(画像クリックで拡大)