一気に書き始められるプロ仕様

ラミー
スイフト
9450円

ラミー「スイフト」9450円(画像クリックで拡大)

滑り止めを兼ねたドットが美しいペン先。芯がブレることもなく、書きたい時にすぐに書き出せる(画像クリックで拡大)

 重みのある金属製のボディは、精巧に削り出されていて、とても持ち心地がよい。直線的なシンプルなデザインで、グリップ部分にあしらってある大きなドットがアクセントになっている。このドットは、しっかりと滑り止めの役割も果たしている。

 ペン頭頂部のノックボタンをノックして芯を出すと、クリップが本体に収納されて1本の棒のようになる。そのギミックは、クリップが指に引っかかることを気にせず、快適に使えるように考えられたものだ。

 リフィルは、LM66という水性ローラーボール。とにかくスタートダッシュがよく、インクも潤沢に出るから、書きたいときにストレスなく書き始められる。

 つまり、書きたい時に1ノックでいきなり書き始められて、ずっと書き心地がよいことがこのボールペンの最大の特徴だ。取材の多いライターに愛用者が多いのも、そのスタートダッシュのよさ、書き心地、モノとしての完成度の高さ故。まさにプロ仕様の1本だ。

 頭頂部のノックボタンが、センターオフ(中心から少しずれたところにある)になっているというデザイン上の遊びがあるかと思えば、乾燥しやすくノック式に向かない水性ローラーボールを、専用リフィルを開発してノック式に対応させるなど、いくつものこだわりが生んだ名作。ただ、かなり書き易いそのリフィルは、書き易いローラーボールの常として、裏写りしやすいので要注意だ。

リフィルは「LM66」(682円)というローラーボール。書き易いが、裏写りするのと、インクの消耗が激しいのがネックか。それでも使い始めると手放せない書き味なのだ(画像クリックで拡大)

軸に収納されるクリップ。その際の転がり防止のための小さな突起、中央からずれた場所にあるノックボタンなど、様々な意匠が凝らされている(画像クリックで拡大)

書いてみた。書いている紙の表情を指先に伝えながら、気持ちよく滑る書き味のよさ、スタートのよさが身上のペンだ(画像クリックで拡大)