高級葉巻の重厚なムード

トンボ
Havanna
5250円

トンボ「Havanna(ハバナ)」5250円 重厚な葉巻のようなデザインでスラスラ書ける(画像クリックで拡大)

黒いラバーグリップとべっ甲風の軸とのコントラストが渋い。黒々としたリフィルはインクが潤沢に出て書き易い(画像クリックで拡大)

トンボのローラーボールの定番リフィル「05P FINE 0.7mm」(210円)を使用。大容量で、たっぷりとインクが出るのが特徴(画像クリックで拡大)

 葉巻をイメージしたというデザインの太軸のローラーボール。べっ甲風の軸のデザインは、派手というより重厚で、深い色合いと静かなツヤが見事な仕上がり。本当に高級葉巻のようなムードがある。

 持つと、見た目に違わずズッシリと重みがあるが、重心がペン先にあるので、書く姿勢になれば重さを感じない。また、本体の重みでそれなりの筆圧が掛かるので、取り立てて力を入れずともスラスラと書ける。グリップにはラバーが張られていて、指にしっとりと馴染む。

 日本製とは思えない、といってヨーロッパ風でもない、文具としては珍しい無国籍風のデザインは、ほかに類を見ない。

 リフィルは、トンボのローラーボールの名作、05P Fineの0.7mm。贅沢なくらいインクが出るので、とにかく気持ちよく書ける。重量感のある太軸の本体との相性がとてもよいリフィルだ。ただ、本当にたっぷりとインクを出すので、裏写りには注意が必要。また、インクの消費は激しいので、大量に書く人はリフィルの替えを用意しておきたい。リフィルは、この書き味のよさにしては破格の210円なので、コストパフォーマンスはかなり高い。

 このサイズなのに、キャップを後ろに差しても、ちゃんと書き易いバランスで持てるし、全体の仕上げは見事だし、年齢を問わずに持てるデザインだし、大きめのペンが好きな人なら持っていて損はない、国産ボールペンの傑作の一つだ。

書いてみた。潤沢に出るインクは、ほんの少し滲んでいるが、それが、まるで毛筆のような味にもなる(画像クリックで拡大)