『セカンドライフ』の出現で「仮想世界」が注目された影響か、新しい仮想世界があちこちで生まれている。この連載では、これまで『セカンドライフ』のトレンドを追ってきたが、今回はほかの仮想世界についても見てみよう。

軽い動作が魅力の2.5次元アバター「ダレット ワールド」

 『セカンドライフ』で快適に遊ぶためには、CPUやメモリー、ビデオカードなど、ある程度以上のスペックが必要になる。これまで自宅で使っていたパソコンでやってみると、かくかくした動きになってしまい、ストレスがたまって遊ぶどころではない…という人も多いはずだ。

 ダレットが提供している『ダレット ワールド』のアバターは、表と裏だけの2.5次元のアバター。紙でできた人形のようなイメージだ。リアリティはセカンドライフに劣るが、動作が軽く、ストレスなく操作できるという点が魅力だ。

 『ダレット ワールド』で遊ぶ醍醐味は、なんといってもコミュニケーション。この中では、1対1のコミュニケーションだけでなく、手紙をビンに詰めて街中におき、拾った人からのメッセージを待つ“メッセージボトル”や、釣りの要素を付加した“メッセージ魚”など、不特定アバターに対してコミュニケーションを広げていくための工夫が盛り込まれている。

 『ダレット ワールド』はとても動作が軽いため、同時にWebブラウザーやワンセグなどを起動しても問題なく遊べる。とりあえず起動しておいて、誰か来るまでインターネットブラウズで時間を潰したり、テレビ番組を見ながら待つといったことも可能だ。“ながら”感覚で気軽にプレイできる、とてもお手軽な仮想世界である。

アバターは2.5次元だが、セカイは3次元。街には、BEAMSショップもある(画像クリックで拡大)

商品をつかんでアバターに重ねれば、着替え完了。好きな服やアクセサリーでオシャレを楽しもう(画像クリックで拡大)

これだけの人数が集まっても、さほど重くなることなく、軽快に動作する(画像クリックで拡大)