バランスよくまとまったカナル型の定番

■ソニー MDR-NC22
実売価格: 7980円程度
重量: 約39g(電池、ケーブル含む)
電源: 単四電池×1(アルカリ電池で約50時間使用可能)
モニターボタン: あり
航空機用プラグアダプター: あり
キャリングポーチ: あり

 8000円を切る価格でしっかりしたノイズキャンセリング効果が得られる、カナル型の定番製品。白・黒・ピンクの3色ある。コードは片方が長いタイプ。ネックストラップ型の「MDR-NC32NX(実売価格9980円)」もある。

 ノイズキャンセリング機能をオンにすると、オーディオテクニカの「ATH-ANC3」と比べホワイトノイズはやや気になるものの、耳につく違和感・圧迫感はこちらの方が弱く気にならない。機能をオフにしても音が聴こえるタイプだが、音量と音質はやや劣化する。

 ノイズキャンセリング効果は、オフィスなど比較的静かな環境ではあまり強く感じられず、人の話し声もよく聴こえる。しかし地下鉄内では効果がしっかり感じられ、「ATH-ANC3」と遜色ないレベルだった。

 音質はあまりクセのない聴きやすい音だ。低音はややこもり気味だが、中~高音域に音のハリが感じられる。特に苦手な分野も得意な分野もない無難な音作りだが、クラシックなど繊細さやダイナミクスの表現が欲しい音楽を聴くには少し物足りなさを感じた。「ATH-ANC3」に比べるとやや音の分離が悪くメリハリにも乏しいが、価格差を考えると納得できる範囲の差だろう。カナル型が欲しいけれど予算は抑えたいという人に向いている。

気になったのは、コードの材質が柔らかくてヨレやすいこと。絡まりやすいので注意したい(画像クリックで拡大)

モニターボタンは電池ボックスについている。裏には固定用のクリップがある。コードは直付け(画像クリックで拡大)

航空機用プラグアダプターが付属。持ち運び用にポーチが付属する(画像クリックで拡大)

音質 3.5
NC効果 3.5

(文/湯浅英夫)