自分のスキルが認められる喜びが魅力
デザインセンスのある人はクリエイター

 セカンドライフの中で使う通貨は「リンデンドル」。このリンデンドルがリアルマネーとトレードできることから、一時は「セカンドライフで金儲けする」ことを目的に始めるユーザーが多かった。しかし、セカンドライフ内での物価と現実の物価にはかなりギャップがあり、換金するとたいした額にならないことから、今では金儲け目的のユーザーは少なくなっている。

 セカンドライフ内で遊ぶお金を得るために、クレジットカードを登録し、リンデンドルを購入することもできるが、「クレジットカードを登録したくない」あるいは「クレジットカードはもっていない」というユーザーは多い。そういったユーザーは、セカンドライフ内で働いて得た収入で服やヘアなどの買い物を楽しんだり、家を借りたりしているようだ。

 セカンドライフ内で収入を得るのに一番手っ取り早い方法といえば、「キャンプ」。キャンプとは、指定された場所に座ったり、掃除や演奏をしたりして、ある一定の時間が過ぎると自動的にリンデンドルが支払われるという仕組み。人を集めて人気スポットにしたいという理由から、キャンプを設置する店のオーナーは多い。ただしキャンプの場合、1時間座ってようやく10~20L$(リンデンドル)というのが相場。ちなみに服の値段は50L$~200L$、スキンは1000~1500L$程度なので、長時間キャンプしていても、買い物を楽しむほどの金額にはならない。「もっと本気で稼ぎたい」という人は、特定の職業に就くのがいいだろう。

 もっとも有名な職種は、服や建物、家具などを作るクリエイター。服やスキンなどを作るクリエイターは、自分で店を持って商品を販売するのが一般的。だが、中には企業や個人から依頼を受け、注文通りの商品を作って対価を得るという人もいる。ここでご紹介するAkirla Beckさんは、企業参入支援会社のスタッフとして働くクリエイター。注文がきたら、その注文にあわせて建物を製作したり、オフィスを作ったりする。画面下にある「ヘルズ キッチン」や「リーニャ カフェ」は、彼女の作品だ。

 Akirla Beckさんの場合、勤労時間は平日の14時から18時までの4時間。時給は500L$なので、1日あたり2,000L$、ひと月で約60,000L$の収入が得られる。セカンドライフではかなりの高給だが、この職業に就くにはある程度のスキルとセンスが必要で、誰にでもできるものではない。腕とセンスに自信がある人は、挑戦してみてはいかがだろうか。

クリエイターとして活躍するAkirla Beckさん(画像クリックで拡大)

ヘルズ キッチン(画像クリックで拡大)

リーニャ カフェ(画像クリックで拡大)