花粉が飛散し、鼻がむずがゆくなり始めたこの時期。家の中から花粉を追い出すには、空気清浄機だけでは不安。こまめな掃除で、床も空気もクリーンに保つのが正解だ。それには高性能で使い勝手のよい掃除機がぜひとも欲しいところ。サイクロン式と紙パック式は、どちらが良いのか――。クリーナーの最新事情を探っていくと、今買うべきクリーナーのポイントが見えてきた。

(文/神原 恭子<Asty&Sally>)

「サイクロン式」か「紙パック式」か

 掃除機を選ぶとき、まず頭に思い浮かべるのは「サイクロン式」にするか、「紙パック式」にするかだろう。サイクロン式は比較的新しい方式で、遠心力で吸い込んだごみと空気を分離し、ダストカップの中にごみを集める。高価格だが、“排気がきれいで吸じん能力が落ちない”といううたい文句で人気だ。一方、紙パック式は本体にセットしてある紙パックに吸ったごみと空気を直接吸い込む、従来からある方式。価格は1万円程度からと手ごろなものが多い。

 一般的には新しいサイクロン式が優れていると思われているが、「サイクロン式は高性能なので使ってみたいという人がいる一方で、『フィルターの掃除など手入れが面倒だからやめたほうがいいらしい』という噂を聞いて躊躇している人が根強くいます」(家電量販店販売員)。“サイクロン離れ”という言葉も耳にする。

 かといって、紙パック式のほうが優れているかというと、「排気がにおう」「たまったチリやホコリを通って排気されるから、細かいホコリはみんな吐き出されてしまうらしい」と思っている人も多いはずだ。では、微細なホコリもキャッチし、排気もキレイで使い勝手が良い掃除機はどちらなのか。

 答えは、「最新機種ならどちらでも大丈夫」だ。