桜撮りテク
~望遠&マクロレンズのボケを効果的に使おう~

●AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G(IF)で撮影

●撮影機材:ニコン「D60」●使用レンズ:AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G(IF)●露出モード:絞り優先AE●シャッター速度:1/125秒●絞り:F3.8●ISO感度:100●露出補正:+1.0●焦点距離:157mm相当(画像クリックで拡大)

マクロレンズの魅力を生かす撮り方を熱心に指導する塙カメラマン。奥行き感を出し、主題をしっかり絞ることの大切さを丁寧に説いてくれた(画像クリックで拡大)

 桜のつぼみを望遠マクロレンズ「AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G(IF)」で撮影。一番手前にある、つぼみが開きかけた花びら1カ所にピントを合わせ、最短撮影距離ギリギリでシャッターを切った。朝日に照らされて輝くつぼみを、柔らかいボケで包みこんだ不思議なタッチの作品となった。

 マクロレンズは、花やつぼみを接写できるため、桜撮影にはもってこいのレンズだ。特にこのレンズは、157mm相当の望遠レンズのため、花びらに射す光をレンズで遮ることがなく扱いやすい。モデルの原田さんも、塙カメラマンの作品を見てこのレンズに興味津々に。それではと、原田さんが生徒になり、塙氏に撮り方のコツを伝授してもらった。

●撮影機材:ニコン「D60」●使用レンズ:AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G(IF)●露出モード:絞り優先AE●シャッター速度:1/400秒●絞り:F3.5●ISO感度:400●露出補正:+1.3●焦点距離:157mm相(画像クリックで拡大)

●撮影機材:ニコン「D60」●使用レンズ:AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G(IF)●露出モード:絞り優先AE●シャッター速度:1/200秒●絞り:F3.5●ISO感度:400●露出補正:+1.3●焦点距離:157mm相当(画像クリックで拡大)

 塙氏はまず、マクロ撮影の心得として、「ボケの活用」と「主題をはっきりさせること」の2つが重要だと説明。そして、百聞は一見にしかずと、例として上に掲載した2つの作例を撮影してくれた。左上の作例は、被写体であるつぼみを平面的に捉えたもの。絞りを開いて被写界深度を浅くしても、全体的にピントが合ってしまうため、散漫な印象になってしまう。一方、右上の写真は、左上で撮影したのと同じつぼみを角度を変えて撮影したもの。数あるつぼみの中から被写体をひとつに絞り、手前に配置。背後のつぼみがボケているため、左上の作例に比べ、撮りたいのもの(主題)がはっきりとしているのが分かる。

 塙氏のミニ授業を受け、原田さんが挑戦したのが下の作例だ。前述した桜撮りテクニックのひとつ“背景色”にも気を使った見事な出来映えに、スタッフ一同感嘆。原田さんはこの後、塙氏の実践的なアドバイスにより、メキメキと実力をあげることに。第4回では原田さんの作例も掲載する予定なので、お楽しみに。

●AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G(IF)で撮影(撮影/原田実智)

●撮影機材:ニコン「D60」●使用レンズ:AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G(IF)●露出モード:絞り優先AE●シャッター速度:1/640秒●絞り:F3.5●ISO感度:400●露出補正:+1.3●焦点距離:157mm相当(画像クリックで拡大)