関西風?関東風?それとも九州風?
「玉子かけご飯専用醤油」食べ比べ

玉子かけご飯が立派な“料理”に変身!

 まずは専用醤油ブームを作った「玉子かけご飯専用醤油」から紹介しよう。玉子かけご飯専用醤油は、熊本県の橋本醤油が2001年の7月から「玉子ごはん専用 昆布醤油」とした販売したのがはじまり。開発のきっかけは、忙しい朝でも簡単に栄養を補給できる「玉子かけご飯」を、より美味しく食べる方法はないか、という橋本醤油の社長が発案。研究に研究を重ね、着想から6年をかけて開発した。

 その後2005年に総務省、農林水産省、中国経済産業局、島根県、雲南市が後援する「日本たまごかけごはんシンポジウム」(主宰:日本たまごかけごはん楽会)で、このシンポジウムに特別協賛する吉田ふるさと村が開発した、玉子かけご飯専用醤油「おたまはん」が紹介され、現在の専用醤油のブームに先鞭をつけた。ちなみにおたまはんの開発は2002年5月。

 玉子かけご飯専用醤油は、醤油に昆布やかつお節のうま味を加えて製造。さらに玉子のなじみを良くさせるために甘みを加えて作られる。メーカーによっては甘みの強い関西風と、醤油の風味をいかした関東風を別々に用意するば場合もある。保存料を含まない製品も多く、卓上で使い切れるように150ミリリットル程度の小瓶の製品がそろうのが特徴。一般的な醤油で作る玉子かけご飯よりも、うま味が強く、それだけでも料理としの満足感が得られる。忙しい朝にかき込むには最適だ。玉子かけご飯の他に卵焼き、茶碗蒸しなど、玉子料理全般との相性が良く利用範囲は広い。

 では、今回試食した玉子かけご飯専用醤油を次ページで紹介しよう。