ユーザータイプ別オススメモデル

 総合評価ではD300をオススメしたが、今回紹介した5モデルはどれも魅力的なモデルであることに変わりはない。確かにD300は総合的に優れたモデルではあるが、撮影状況によっては他モデルのほうが優れている場合もある。ここでは各モデルの特徴を踏まえ、ユーザータイプ別にオススメモデルを提案していきたい。

一眼レフカメラに初めて触れる初心者には
コンパクトカメラの操作性を踏襲したLUMIX DMC-L10

 普段コンパクトデジカメしか使ったことがない一眼レフ初心者が、本格的に写真を始めるにはLUMIX DMC-L10がオススメ。L10の操作性はコンパクトデジカメの延長上にあり分かりやすい。メニュー操作は同社のコンパクトデジカメとほぼ同じといっていいだろう。ライブビューは5機種中ダントツの機能を持ち、液晶モニターを使った撮影に慣れている初心者には最適だ。ボディーは小型軽量で、他モデルに比べ持ち運びも楽々。さらに、画像クオリティーはハイアマチュアも満足できるレベルなので、デジタル一眼レフの醍醐味(だいごみ)である画質への欲求もしっかり満たしてくれる。

LUMIX DMC-L10
松下電器産業
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風景撮影がメインなら
厳しい条件でもキレイに撮れるα700

 風景撮影では、たびたびコントラストが非常に強い撮影条件に見舞われる。このとき、露出補正などでうまく対応しないと、黒つぶれや白飛びが発生してしまいがちだ。しかし、α700が搭載する画像処理技術「Dレンジオプティマイザー」が非常に役に立つ。明暗差が大きい状況でも、露出と階調を自動補正し、黒つぶれや白飛びを防いでくれるのだ。Dレンジオプティマイザーの性能は高く、露出補正だけでは対応できない厳しい状況でもキレイに撮影できる。風景を背景にした人物撮影などでも有効だ。

α700
ソニー
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ポートレート撮影を中心に考えているなら
素早く操作できるEOS 40Dがオススメ

 ポートレート撮影にはEOS 40Dをオススメしたい。第2回で比較したように、同モデルは操作性が考え抜かれている。そのため、ポートレート撮影で必要とされる素早い露出補正変更も、ファインダーから目を離さず背面のダイヤルで即座に対応できる。また、キヤノンは人物撮影に適した柔らかくヌケのあるレンズを多くそろえているのも知っておいてもらいたい。

EOS 40D
キヤノン
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