ピントを確認しやすい40D、D300、α700
構図にこだわるなら視野率100%モデル

 ファインダー比較ではE-3の健闘が目立った。従来のフォーサーズシステムを採用するモデルでは、撮像素子などのフォーマットが小さいこともあり、ファインダー像が小さく見にくいことが欠点とされていた。しかし、E-3では、高屈折率ガラスの大型高精度ペンタプリズムを採用し、倍率1.15倍を実現。従来モデルであるE-1のファインダー像と比較し、対角長比で約20%も大きくなり、見やすさが格段にアップしている。

従来モデルE-1でのファインダー倍率は0.96倍。E-3では1.15倍とスペックアップ。見やすさが格段に上がった(画像クリックで拡大)

 ただし、ピントの山の分かりやすさでいうと、D300やEOS 40D、α700のほうが優れていた。E-3も決してピントの山がつかみにくいわけではないが、先に挙げた3モデルがさらに上をいった。なお、α700は倍率が0.9倍と5モデルの中で最低だが、実際に使用してみると見にくいとは感じなかった。

 LUMIX DMC-L10のファインダーは他モデル比べるとやや劣る。これはボディーの価格差から考えても仕方のないところだろう。なお、ファインダーを見やすくするためにマグニファイアーが付属するが、体感的にはあまり変わらない。また、中心部を拡大しているためか、ファインダー内に表示されている情報が見にくくなってしまった。

 比較した5モデルのなかで、視野率100%となるのはE-3とD300の2モデル。ファインダーで見ているものと、撮影したものが同じになるため、正確なフレーミングが可能だ。構図にこだわるユーザーは視野率にも注意しておきたい。

■ファインダー比較表
製品名 E-3 EOS 40D α700 D300 LUMIX DMC-L10
視野率 100% 95% 95% 100% 95%
倍率 1.15倍 0.95倍 0.9倍 0.94倍 0.92倍
(付属マグニファイヤー
使用時1.12倍)