α700
ソニー
ボディー単体 17万8000円
レンズキット 22万8000円
(DT 16-105mm F3.5-5.6付属)
有効画素数 1224万画素 ●撮像素子:23.5×15.6mmCMOSセンサー●最大記録解像度:4272×2848●シャッター速度:1/8000~30秒、バルブ●ISO感度:オート、ISO100~3200(6400まで拡張可能)●実撮影焦点距離:レンズ焦点距離の約1.5倍●ファインダー:視野率95%、倍率0.9倍●バッテリー:専用充電池●サイズ:幅14.17×奥行き7.97×高さ10.48cm●重さ:690g
記録メディア CF/MD、MS Duo
撮影可能枚数 650枚
液晶 3型(92.1万画素)
最高ISO感度 6400(1224万画素)

ソニー待望のミドルレジンモデル
新CMOSセンサー採用で低ノイズ化

 ラインアップの拡充を図るべく、ソニーがミドルレンジに投入したのが「α700」。同社はデジタル一眼レフ市場に参入して日が浅く、ラインアップにはエントリーモデルのα100が並ぶのみだったが、待望のハイアマチュア向けモデルがようやく登場した。

 新たに開発した有効1224万画素CMOSセンサー「Exmor(エクスモア)」と、画像処理エンジン「BIONZ」との組み合わせで高解像度と低ノイズ化を実現。最高ISO3200、感度拡張時にはISO6400での高感度撮影を可能にした。α100同様、手ブレ補正機構をボディー内に搭載。メーカ-公称値ではあるが、従来モデルでは2~3.5段程度であった補正効果が、α700では2.5~4段と、最低補正効果が0.5段向上しているのに注目したい。

 ボディーには、軽く堅牢性の高いマグネシウム合金を採用。本体重量が690gと、今回紹介する5機種のなかでは松下電器産業のL10に次ぐ軽さを誇る。マグネシウム合金にしてはやや高級感に欠ける印象だが、主要操作部にシーリング処理を行い、防塵・防滴に配慮した設計を施すなど、ミドルレンジクラスに見合った作りに妥協はない。ボタン配置にも細かな気配りが感じられ、露出補正ボタンや、ホワイトバランス変更ボタンなど、頻繁に使うボタンを専用に用意し、右手人差し指周辺にまとめるなど使いやすい。また、エントリーモデルのα100では、自然にグリップするとシャッターボタンではなく前ダイヤル部分に人差し指が触れてしまうことに違和感を感じていたが、α700では解決している。ちょっとしたことだが、一番使用する部分だけにうれしい変更だ。

ミドルレンジモデルらしく、前後にダイヤルを装備。メニュー操作に便利なマルチセレクターを新たに採用した(画像クリックで拡大)