ダークホース「たこやきふりかけ」の印象は?

 次に「野沢菜ふりかけ」「韃靼そばふりかけ」「味ごまにんにくふりかけ」「ゴーヤーふりかけ」「たこやきふりかけ」「菜の花ふりかけ」を実食してみた。

 乾燥させた野沢菜のかけらがそのまま入っている「野沢菜ふりかけ」は、少し塩辛い印象。“健康志向”と期待が持てる「韃靼そばふりかけ」に、元永女史は「おかきのような香ばしさ」とさわやかなコメント。一方、フリカケンジ氏は「ふりかけというよりは蕎麦茶のようだ」と、イメージと現実のズレを感じているようだ。

野沢菜ふりかけ(画像クリックで拡大) 韃靼そばふりかけ(画像クリックで拡大)

 ごはんにかけた瞬間、にんにくの強い香りを発した「味ごまにんにくふりかけ」は、にんにくの味がかなり強く、調味料としても使えそうなほど。一方、ゴーヤーの味、苦味がどのように再現されているのかという点がポイントになると予想されていた「ゴーヤーふりかけ」は、味が薄くゴーヤーの主張が想像以上に乏しいように思える。

味ごまにんにくふりかけ(画像クリックで拡大) ゴーヤーふりかけ(画像クリックで拡大)

 19本のふりかけの中で異彩を放っていたのが「たこやきふりかけ」である。酒井編集長は実食してみて、「高校生が部活の後に、米とふりかけだけでガツガツ食べる、といったシチュエーションにぴったりだね」とコメント。若者にとっては、まさに「ごはんのレスキュー」となるのではないか。

 黄色やオレンジなど春をイメージする彩りの「菜の花ふりかけ」に、酒井編集長は「遠足の味」と評価。「外でお弁当を広げて食べるときの、植物の香りがして……。小学生のとき、好きだった女の子に一緒にお弁当を食べようと言えなかったことを思い出すねぇ。そんな意味では胸に突き刺さる味だな~」と感慨深げな表情を浮かべた。

たこやきふりかけ(画像クリックで拡大) 菜の花ふりかけ(画像クリックで拡大)
「うまいと思っていた『まぐろふりかけ』がすべてではないかも」と酒井編集長。一度にこれほどの数のふりかけを食べ比べるのは、審査員全員もちろん初めて