ついにウィルコム「Advanced/W-ZERO3 [es]」が発売された。本特集では、第4回目にインタビュー編として企画・開発者であるウィルコム須永康弘氏に話を伺った。実は、須永氏にインタビューを行った同じ日に、急きょウィルコムの喜久川政樹社長にもAdvanced/W-ZERO3 [es]について話を聞くことができた。短い時間ではあったが、喜久川社長の“アドエス”にかける思いをお伝えしよう。

ウィルコム喜久川社長。Advanced/W-ZERO3 [es]の発表会時には、会場にかけつけたウィルコムのテレビCMキャラクターを務める筧利夫氏に「松平健さんに似ている」と紹介されたが本人は否定している
アドエスのサイズには“びっくり”した

――予約も好調なようですが、Advanced/W-ZERO3 [es]の反響はどうでしょう?

喜久川氏:かなりいいと聞いていますし、私も予約イベントに参加しましたが、たくさんの方が予約に来てくれていてお客さまの期待も実感しました。機種変更だけでなく、新規での契約という方も多くいらっしゃいました。

――以前は通常の音声端末(「WX310K」など)がメインで、W-ZERO3 [es]をサブで使っていましたが、Advanced/W-ZERO3 [es]もそうですか?

喜久川氏:今は、Advanced/W-ZERO3 [es]にメインの電話番号を入れて、普通の電話として使っています。グループウエア同期サービス「WILLCOM Sync Mobile」も入れていて、仕事は完全にこれで行っています。商談などもすべて行っていますが、かなりいいですね。フルキーボードも打ちやすく、よく使っています。

――1台に1本化したというのはどのあたりが効いているんでしょうか?

喜久川氏:やっぱり、大きさですね。正直、Advanced/W-ZERO3 [es]を見たときには、びっくりしました。もちろん良い意味でです。持った瞬間に、「これは“ケータイ”だな」と思いましたね。

――ケータイとして見られたときに、操作性などで苦情やサポートも多くなるのでは?

喜久川氏:私がよく言うのは、「パソコン的な操作感を意識して使って下さい」ということです。パソコンを使う多くの人にはそう説明した方がわかりやすいみたいです。慣れてくると、皆、普通の携帯電話に戻ったときにも画面をタッチしています。すべての操作においてタッチパネルがいいというわけではないですが、タッチパネルがいいときもあります。Advanced/W-ZERO3 [es]ではそういったところも意識して機能強化を図っています。

――W-ZERO3 [es]までは通話をしていて突然フリーズすることがありましたが……。

喜久川氏:これまでの製品ではそういったことが発生しており、非常に申し訳なく思っています。動作が固まる原因は、ハードウエアの問題とソフトウェアの問題が絡み合っているようですが、Advanced/W-ZERO3 [es]ではかなり安定性は増しています。Advanced [es]に関しては、発表から今までに私からも改善点を3つほど開発陣に報告しており、製品版では修正される予定です。

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