コンパクトなラウンドフォルムになった普及モデルの“京ぽん”

 このように、WX320Kとの比較のポイントはなんといってもデザインだ。機能的には新しい高速化サービスに対応したくらいであるものの、ディスプレイを覆っている素材を強化ガラスにするといった工夫により薄型化に成功しているほか、丸みのある外観へと大きく変化させている。そのため、セカンドモデルとして、改良点は多いと言えるだろう。特に、端末のバリエーションが少ないウィルコムにあって、こういったセカンドモデル的機種が出てくることは意義があるように思われる。音声通話を連続2時間行うと音で知らせる機能なども搭載しており、音声通話を主体とする利用者向けといえるだろう。

■ウィルコム「WX320KR」のココが○、ココが×!
ポイント 評価 コメント
デザイン 金型などを変えず、強化ガラスなどにより1.7mmも薄型化したことを評価。デザインも丸みのあるシンプルなものが好きならグッド。
操作性 メニューはオリジナルなものにカスタマイズできないなど一昔前のUIといった印象だが、動作速度は快適に操作でき、無難。
文字入力 英数カナ変換には対応していないが、変換候補に出る。しかし変換エンジンはあまり賢くない。ダウンロード辞書に対応しているのは救い。
カメラ 130万画素CMOSセンサーと最近のケータイとしてはロースペックだが、スナップ用としては十分だろう。
独自機能 新機能が新しい高速化サービスだけと寂しいが、WX320KとともにJavaアプリでWebポート以外も利用できるなどの点は面白い。
●ウィルコム「WX320KR」の主な仕様
型番 WX320KR
メーカー 京セラ
サイズ(W×H×D) 約49.6×98×19.3mm(本体閉時、最薄部)
重さ 約110g
連続通話 約5時間
連続待ち受け 約450時間
USB充電
カラー ホワイト、ミント、グレー
メイン液晶 約2.2インチQVGA(240×320ドット)、26万色、全透過型TFT液晶
サブ液晶 74×14ドット、モノクロ
カメラ 約130万画素CMOS、マクロ・QRコード対応
データフォルダ容量 約16MB
外部メモリ
文字入力システム Advanced Wnn V2
Java ○(MIDP2.0準拠)
フルブラウザ Opera 7.2EX
W-OAM
その他対応機能 閉めるとロック、Operaサーバーサービス(RSSリーダー/フォトアルバム/オンラインストレージ/スティッキーノート)、スケジュール(200件)、自動時刻補正機能、リモートロック、国際ローミング(台湾/タイ)
筆者紹介 memn0ck(めむのっく)
1976年東京生まれ。「めむのっく」はハンドル名。ケータイ・モバイル情報マニアで、小さなデジタルガジェットに目がない。趣味でケータイ・モバイル関連の個人ニュースサイト「memn0ck.com」を運営しているが、日常は白衣を着た理系野郎をやっている兼業ライター。