初代の不満点を克服した、使えるウォークマンケータイ

 W52Sの一番大きな進化点は、ケータイの操作中、いつでもウォークマン機能を起動・操作できる点だ。初代ウォークマンケータイでは、操作はできても起動はできず、物足りなかったが、W52Sでは本当にケータイとウォークマンが一体化した使い勝手を実現している。

 ケータイとしてのスペックも、ワンセグとVGA液晶を除けば、最新ケータイが持つべき機能のほぼ全てを網羅している。操作速度の速さや文字入力の便利さはトップレベルな上に、音楽再生中でもメールやEZweb、複数のアプリを同時起動したまま、切り替えて使うことも可能だ。

 再生できる曲の形式が着うたフルとATRACのみで、パソコンに保存してあるmp3やAACを転送するには変換に時間がかかる点が残念。だが、音楽プレーヤーの操作性や、バッテリーを気にせず曲を楽しめる最大110時間の再生時間、付属イヤホンの音質は魅力。音楽ケータイと呼ばれる端末は数あるが、操作性の良さや運用の便利さなど、ウォークマンケータイW52Sは本当に使える音楽ケータイといえるだろう。

■au「ウォークマンケータイ W52S」のココが○、ココが×!
ポイント 評価 コメント
デザイン スライド型は好みが分かれるところ。液晶サイズの割に幅広な点は気になる。
操作性 ウォークマンとしての快適さはもちろん、メニューやキーロックなどの細かい点も使いやすい。
文字入力 「POBox Pro」は入力や変換のレスポンスが早いうえ、操作方法を自分好みに細かくカスタマイズもできる。
カメラ オートフォーカス200万画素カメラとしては標準的。L版印刷にも十分な画質だ。
独自機能 ウォークマン機能の操作性に、USB対応充電台や高音質イヤホンなど、買ってすぐ快適に使えるパッケージング。
●au「ウォークマンケータイ W52S」の主な仕様
基本スペック
商品名 W52S
メーカー ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
サイズ 約54 (W) ×108 (H) ×19.9 (D) mm
(最広部57mm、最厚部約22mm)
重さ(電池装着時) 約130g
連続通話/待受時間 約230分/約270時間
メインディスプレイ 約2.7インチ フルワイドWQVGA(240×432ドット)
サブディスプレイ
カメラ 有効画素数201万画素/オートフォーカス
外部メモリー メモリースティック マイクロ(M2)/microSDメモリーカード
カラー アルペジオブルー/ピチカートピンク/ハーモニクスホワイト
対応サービス・機能
音楽

映像
LISMO ビデオクリップ対応 コミュニ
ケーション
デコレーションメール
EZ「着うたフル」 絵しゃべりメール
EZ「着うた」 ラッピングメール
EZ・FM Touch Message
EZチャンネルプラス Hello Messenger
  安心 ケータイ探せて安心サービス
  安心ロックサービス
GPS EZナビウォーク(声de入力・
3Dナビ・電子コンパス)
アドレス帳預けて安心サービス
EZ助手席ナビ その他
機能
赤外線通信
安心ナビ バイリンガル機能
災害時ナビ ペア機能
便利 EZ FeliCa でか文字
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グローバルエキスパート

筆者紹介 島 徹(しま・とおる)
携帯電話の使いづらさにへきえきし、ケータイ情報サイト「sureare.com」を運営したり、2ch携帯・PHS板に張り付いていたところ、某コンテンツプロバイダー社長に捕まり神保町界隈へ放り込まれる。現在、日経エンタテインメント!、週刊アスキーの連載など、ケータイ・モバイル関連のライターとして活動中。