PC派でも買ってすぐ使える音楽用内蔵メモリー

 W52Sでは、ダウンロードした「着うたフル」やWindowsXP用ソフト「au Music Port」から転送した曲などauの総合音楽サービス「LISMO」の楽曲とソニーのPC用音楽管理ソフト「Sonic Stage CP」から転送した「ATRAC」形式の楽曲を再生できる。

 これらの楽曲を保存するには、2GBの大内蔵メモリーを利用する。だが、2GBの内蔵メモリーを全て自由に使えるわけではない。2GBのうち1.5GB分は、着うたフルなど「LISMO」楽曲や待ち受け画像などを保存する通常のデータフォルダとして割り当てられ、ATRACの楽曲を保存できる領域は残りの0.5GB分のみとなる。設定で2GB全てを通常のデータフォルダに割り当てることはできるが、ATRAC用領域を0.5GB以上に増やすことはできない。

 このため、ATRACでの楽曲利用が少ないユーザーや、着うたフルやau Music Portから転送した曲など、au Musicを利用するユーザーなら購入時設定のまま、すぐに問題なく利用できる。だが、ATRAC形式の楽曲を多く転送したいユーザーは別売りのメモリースティックマイクロ「M2」を購入する必要があるだろう。

一番下がメモリースティックマイクロ「M2」。写真はSanDisk製だが国内ではソニー製が流通している。真ん中のようなメモリースティック「PRO Duo」アダプターも付属するので、メモリースティックPRO Duoとしても利用可能(画像クリックで拡大) 2GBのメモリーを内蔵するが、ATRACで利用できるのは512MBのみ

 PCからケータイへ曲を転送するためには、ケータイとPCを接続するためのUSBケーブルが必要となる。だが、W52Sでは充電と同時にPCとのUSB接続が可能な充電台が付属しているので、買ってすぐにW52SとPCを接続して曲を転送可能だ。

 au Music Portでは、着うたフルやアドレス帳、データフォルダのバックアップ、CDから曲を取り込んでW52Sに転送できる。一方、「Sonic Stage CP」は、曲の転送だけとなるが、PC内に存在するAACやMP3の曲をATRACに自動変換してW52Sに転送したり、CDから取り込む際のビットレートを上げたりすることで、au Music Portよりも高音質な曲を転送できるという特徴がある。これまでPCにAACやMP3の楽曲を取りためてきたユーザーなら、曲の管理にはSonic Stage CPを使い、アドレス帳やデータフォルダの管理にはau Music Portを使うと便利だろう。

ATRAC形式の曲を転送するのに必要なSonic Stage CP。AACやMP3ファイルもライブラリに加えることができ、これらの曲を転送する際は自動でATRAC形式に変換して転送してくれる(画像クリックで拡大) 充電台はUSBクレードルを兼ねており、端末を充電台に置くだけで簡単にデータをやりとりできる(画像クリックで拡大)