いつでも曲を操れるウォークマン機能

 既に“音楽ケータイ”と呼ばれる端末はいくつもあるが、なぜ、W52Sはウォークマンケータイなのだろうか。これは、メールやEZwebなどカメラを除くほぼ全ての機能を操作している最中に、画面を切り替えることなく、専用キーでいつでも曲の再生や操作を行えるからだ。

 現在発売されている音楽ケータイは、メールやWeb中にBGMとして音楽を再生できても、曲の操作を行う際には、いちいちプレーヤー画面に戻る必要がある。だが、W52Sの場合、携帯電話の操作を行いながら、ウォークマンを別に持っているかのように操作し、曲を楽しむことができるのである。

 音楽プレーヤー専用のキーは右側面に搭載され、ウォークマンのように親指1本で操作可能だ。再生・一時停止キーを長押しすれば、メールやWeb中であっても音楽プレーヤーを起動できる。同様に、曲の早送り・巻き戻しや頭出し、音量調節についても専用キーで操作可能だ。

側面には、音楽プレーヤー操作用のキーを搭載。曲に合わせて色や表現が変わるビジュアライザーの表示中は再生・一時停止キーも画面に応じた色で光る(画像クリックで拡大) 端末の操作中でもサイドキーで曲や音量を操作できる。PCサイトビューアーやEZナビウォークなどの操作中でも音楽プレーヤーの操作が可能

 音質で特に注目すべき点は、付属のイヤホンだ。ソニーのウォークマン最新モデル同様、市価では5000円前後するソニー製「MDR-EX85SL」と同等のイヤホンを付属する。音質は、多くの音楽ケータイなどに付属するイヤホンとはワンランク違い、耳障り感の少ない柔らかな音で曲を楽しむことができる。贅沢を言えば、もう少し高音域の抜けが良いと嬉しいが、これまでイヤホンに拘ったことがないユーザーなら、音質の良さに驚くだろう。ウォークマンケータイ以外の機器でも使える値打ちあるイヤホンといえる。

 さらに、ソニー製ウォークマンにも搭載されている機能「クリアステレオ」をONにすると、ステレオのセンター音像がはっきりし、1つ1つの音をよりクリアに聴き取れるようになる。是非、付属イヤホンとの組み合わせで、高ビットレートのATRAC楽曲を聴いてみてほしい。

音質を重視したインナーイヤホンとマイク付きリモコンを付属。鞄の中にケータイを入れたままでも曲を操作したり音声着信に出られる(画像クリックで拡大)
通常表示の「au Music Player」。クリアサウンドなど音に関する細かい設定はこの画面に切り替えて行う