コニカミノルタ
フォトイメージング


DiMAGE X1

実売価格:4万9800円

発売日:2005年8月19日

このモデルの注目ポイント ライバル機種はズバリこれ!
・有効800万画素のCCDを搭載
・光学手ぶれ補正機能を採用
・シンプルながら美しいデザイン
・松下電器産業 LUMIX DMC-FX9
・ソニー Cyber-shot DSC-T5
・ニコン COOLPIX S3

 コニカミノルタの「DiMAGE X1」は、同社の薄型デジタルカメラとしては初めて光学手ぶれ補正機能を搭載したコンパクトモデルだ。薄型の元祖ともいえるDiMAGE Xシリーズに「1」というトップナンバーを与え、シリーズの中でも特別なモデルであることを主張する800万画素モデルに仕上げられている。ボディーカラーはシルバー、ブラック、ワインレッドの3色を用意している。

レンズユニット全体を動かす手ぶれ補正機能を採用

 手ぶれ補正機能を搭載した薄型デジタルカメラといえば、松下電器産業のLUMIXシリーズを真っ先に思い浮かべる人が多いだろう。しかし、それ以外のほとんどのメーカーは、スペースが限られる薄いボディーに手ぶれ補正機能をなかなか搭載できずにいるのが実情だ。

薄型コンパクトデジタルカメラとしては初めて、有効800万画素のCCDと光学手ぶれ補正機構を内蔵した「DiMAGE X1」。エッジが丸められた金属製のボディーは、シンプルながら高級感のあるデザインに仕上げられている

背面の液晶モニターは、近ごろの標準となりつつある2.5型を採用する。モニターの周囲はハーフミラーとなっており、手ぶれ補正有効ランプやカードのアクセスランプが点灯時に浮かび上がるなど、なかなか凝った作りになっている

 そのようななか、コニカミノルタがこのDiMAGE X1に搭載したのが「スイング式手ぶれ補正」と呼ばれる独自の機構だ。このスイング式とは、レンズ群全体+CCDからなるレンズユニット全体を動かして補正するというものだ。レンズ群の一部を動かして補正する松下電器産業の光学手ぶれ補正機能とは異なり、さらにコニカミノルタ自身が「DiMAGE A1」や「α Sweet DIGITAL」などに採用しているCCDシフト方式とも異なる。

 DiMAGE X1を含むDiMAGE Xシリーズは、ズームレンズがボディ内にすっきり収まり、ズーミングによってレンズの伸縮がない屈曲光学系レンズを伝統的に採用している。この設計を維持しつつ手ぶれ補正機能を加えようとすると、スイング方式に大きなメリットがあるということだ。

標準でUSB接続のクレードルが付属。内蔵バッテリーの充電はもちろん、予備電池の充電やパソコンへの画像転送のほか、家庭用テレビ出力用のAV出力端子も備える 記録メディアはSDメモリーカードで、カメラ本体に内蔵メモリーは搭載しない。電源はリチウムイオン充電池で、バッテリー撮影枚数は約150枚と標準的なレベルだ

 手にしたDiMAGE X1は、薄型モデルとしてはちょっと縦方向が大きい印象だ。この大きさによる威圧感を緩和するためか、ボディーの四辺は柔らかなラウンド形状となっているのがライバルとの違いを感じさせる。

 前面は美しい仕上げの金属製で高級感があり、ハーフミラーを採用した背面は、これまでにないきらめき感のある仕上げになっている。当然、付着した指紋や汚れは目立ちやすいのだが、大事なアクセサリーを手入れするようにマメに拭いてもらいたい、というメーカーの思惑が感じられるようだ。

NEXT 800万画素+手ぶれ補正機能の実力は?