米原駅では、格安SIMが42.25Mbps

 三河安城を駅を出発し、しばらくしてようやく名古屋駅に到着。ちょうど昼時なので途中下車し、新幹線ホームにあるきしめん屋で美味しいきしめんでも食べたいと思ったが、名古屋駅は停車時間がたった2分と短いこともあり諦めるしかない。ここでは、ドコモがダウンロードが37.52Mbps、アップロードが7.66Mbpsと速いのに対し、格安SIMはダウンロードが3.27〜12.38Mbps、アップロードが2.11〜2.89Mbpsで全く歯が立たない。

 次の岐阜羽島駅のダウンロード速度は、NTTドコモが13.71Mbpsで最も速いが、12.9MbpsのNifMoと12.21MbpsのIIJmioも肉薄している。OCN モバイル ONEも僅差で続く。アップロード速度は、4社ともにドコモとさほど変わらないが、楽天モバイルが3.87Mbpsで若干速い。

 岐阜羽島駅を出発し、関ヶ原を超え米原駅に到着した。ここではNifMoのダウンロードが40Mbpsを超える42.25Mbpsと圧倒的に速い。この数値が今回のテストでは最速だった。楽天モバイルを除く他社の速度もダウンロード速度も30Mbpsを超えていた。ただし、アップロード速度はダウンロード速度に比べるといまいちで、最も速いNTTドコモでも約9Mbpsしか出ていない。格安SIMでの最速は、5.06Mbpsの楽天モバイルだ。

新幹線内では、格安SIMでもストレス無く使えた

 米原駅と次の京都駅は26分もかかる。ここで、新幹線走行中の格安SIMの使い勝手を調べた。Webページの閲覧をしたところ、各社ともにストレス無く閲覧できた。また、YouTubeで動画を見ても、トンネルに入らない限りは途切れること無く再生できた。大容量ファイルをダウンロードしない限りは、各社に差は無いとも感じた。新幹線の一部列車では、車内で公衆無線LANサービスが提供されているが、それよりも全然速い。

 京都駅の新幹線ホームは観光客でごったがえしており、乗っていたこだま号も6〜7割の乗客が京都で降りた。京都駅でダウンロードが最速だったのは、17.9MbpsのOCN モバイル ONEだ。僅差だが、17.71MbpsのNTTドコモよりも速い。アップロード速度は、比較対象で17.09Mbpsも出ているNTTドコモを除くと、楽天モバイルが最速で7.52Mbpsだった。

 京都駅を出れば新大阪駅まであっという間だ。こだま号で駅弁を食べつつまったりした旅を望んでいたが、格安SIMの速度計測とデータ入力、分析を各駅ごとに繰り返していたためか、新大阪に着くころには疲労感しか無い。

 新大阪駅は終着駅ということもあり、新幹線から下車し、新横浜駅と同様にプラットホーム上でテストを実行した。新大阪駅でのダウンロード速度は、比較対象のNTTドコモが最速。格安SIMだとダウンロードは12.62MbpsのNifMoが、アップロードは7.5Mbpsの楽天モバイルが最速だった。

走行中の新幹線車内での利用は、格安SIMでも快適だ。Webページを軽快に表示し、YouTubeにアップされた短めの動画を再生しても途切れることは無かった。一部車両で提供されている公衆無線LANサービスより、全然速く使い勝手は良い
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名古屋駅から新大阪駅のテスト結果(格安SIMのなかで最も優れた値を黄色で表している)
IIJmio NifMo 楽天
モバイル
OCN
モバイル ONE
NTTドコモ
(比較)
愛知県 名古屋 ダウンロード 10.58 11.62 3.27 12.38 37.52
アップロード 2.29 2.11 2.89 2.12 7.66
最小Ping 40 33 46 53 30
岐阜県 岐阜羽島 ダウンロード 12.21 12.9 2.84 10.92 13.71
アップロード 2.1 3.66 3.87 2.7 2.7
最小Ping 32 43 48 33 29
滋賀県 米原 ダウンロード 32.04 42.25 3.66 32.1 33.67
アップロード 3.32 4 5.06 3.45 8.64
最小Ping 49 46 55 48 44
京都府 京都 ダウンロード 11.48 12.64 3.82 17.9 17.71
アップロード 4.5 7.13 7.52 6.59 17.09
最小Ping 46 46 48 47 38
大阪府 新大阪 ダウンロード 9.78 12.62 2.92 10.72 16.79
アップロード 6.53 7.35 7.5 6.75 8.56
最小Ping 47 45 47 56 50
(ダウンロードとアップロードの単位はMbps、Pingはns)