いざ、“苔ハンティング”に挑戦! だが…

 筆者は最初、「本当にお金をかけないで作れるか試してみよう」と思い、取材先近辺で苔を探し回った。公園や神社、ふつうの家の庭先など、意外に多くの場所に苔が大量にあるのを発見したが、都会ではなかなか採取しにくいことも実感。公園や神社などでは勝手に取ることはできないし、他人の家の庭先は論外だ。道端でも、人目があってなかなか採取できない…。

 『テラリウムをつくろう』の中でも、「コケ探しをするのなら、まずはあなたの家のまわりや知り合いの家の庭など、安全な場所からスタートするのが無難です」と注意を喚起している。公共の場での採取は避け、またたとえ採取していい場所であっても、1カ所で大量のコケを採取しないようにする必要があるとのこと。

 そこで苔ハンティングはひとまず見送り、道草のサイトをチェック。緑鮮やかで形も美しく、立派な苔が700円程度で入手できるので、さっそく3種類ほどを、ついでにテラリウム用の土(324円)も購入した(1袋でガラス瓶2~3個分のテラリウム作りが楽しめた)。送料を入れて3500円程度かかったが、ガラス瓶は自宅にあったものを使用したので無料。

 道草の石河代表による、自分で作る場合のコツは以下の通り。

 ■苔の種類によってもテラリウムに向き・不向きがある。日なたに生えている苔よりも、日陰の苔の方がテラリウム向き
 ■野外で採取する場合、苔の中に小さな虫がいることがある。虫や枯れ枝などをきれいに取り除いてから植え付けると、あとあとトラブルが起きにくい

 上記のポイントを押さえれば長く楽しめる。小さな容器でも、メンテナンスすれば2年程度は育てられるそうだ。

道草で販売している「苔テラリウム用Soil(250ml)」税込み324円。苔テラリウム用に配合した、焼赤玉土・富士砂・クン炭のブレンド用土ミックスタイプの土
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「苔テラリウム用Soil(250ml)」1袋で茶筒サイズの瓶2~3個のテラリウムが作れた
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道草で購入した苔テラリウム用パック苔。こちらは「コツボゴケ」(税込み700円)
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「ツヤゴケ」(税込み700円)
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「ヒノキゴケ」(税込み700円)
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