【メリット3】小さなものを大きく写す「マクロ」、マクロレンズが使える一眼が有利

 写したいものにグンと近寄って近接撮影することをマクロ撮影と呼ぶ。スマホは、レンズ前の数cmまで寄って撮影できるので、近接撮影自体の性能は悪くない。だが、スマホのレンズは広角タイプであることがほとんどで、花などの小さな被写体を撮っても小さく写ってしまい、大写しにするのは難しい。

 それに対し、デジタル一眼は近接撮影に適した「マクロレンズ」を選んで使えるのがメリットだ。多くのマクロレンズは、スマホのようにレンズ前数cmまでピントが合うわけではない。だが、レンズの画角が望遠気味になっているので、小さな被写体を大きく写す効果を持つ。マクロレンズやカメラの種類によって異なるが、おおむね横幅3cmほどの被写体を画面いっぱいに大写しできるというのが目安になるだろう。

キヤノンの中望遠マクロレンズ「EF100mm F2.8L マクロ IS USM」。レンズが望遠なので遠くの被写体を大きく写せるうえ、最短撮影距離(撮像素子面を基準としてピントが合うまでの距離)が30cmなので、被写体にグンと近づいて大きく撮れる。実売価格は10万円前後
[画像のクリックで拡大表示]
▼スマートフォンで撮影
スマホで腕時計を撮影した。これ以上近寄るとピントが合わないので、文字盤を大写しにすることはできなかった
[画像のクリックで拡大表示]
▼デジタル一眼レフで撮影
フルサイズのデジタル一眼レフに100mmのマクロレンズを装着して撮影。フルサイズのカメラは、マクロ撮影時の倍率的には不利なのだが、それでも腕時計の文字盤が画面からはみ出すほどの大きさで撮影できた
[画像のクリックで拡大表示]