【メリット2】撮像素子の面積で「高感度」に違い、デジタル一眼は室内でもきれい

 続いては、高感度への対応だ。スマホのカメラも着実に高感度化が進んではいるのだが、デジタル一眼と比べればまだまだだと感じられる。というのも、搭載しているセンサー(撮像素子)の面積がかなり違うのが原因だ。

 アップルのiPhone 6をはじめとする一般的なスマホは、センサーサイズが1/3型前後の小さなものを搭載しているとみられる。それに対し、デジタル一眼で一般的なAPS-C型は約21倍もの面積を持っているのだ。撮像素子の面積が大きいほうがより多くの光を受けられるため、一般に高感度に強いといえるのだ。薄暗い室内でも感度を上げずに明るく写せるため、高感度撮影特有のノイズを抑えられる。より高感度に設定できるデジタル一眼は、薄暗い状況でもシャッター速度を早く設定できるため、被写体ぶれによる失敗を抑えられるメリットもある。

▼スマートフォンで撮影
スマホを使い、夜のイルミネーションの中で撮影。夜のスナップとして明るさは十分だが、全体にノイズが浮かんで人物がざらついた表現になっている。オート撮影だったが、感度はISO800に設定された(モデル:伊瀬まなみ)
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▼デジタル一眼レフで撮影
APS-C型のデジタル一眼レフに50mm/F1.4のレンズを装着して撮影。ISO1600での撮影となったが、一見して写真がクリアで、色に濁りが感じられない。ざらっとしたノイズもほぼ見られず、ノイズリダクションによる解像度の低下といった問題も見当たらない(モデル:伊瀬まなみ)
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