テレビに接続するとAndroidアプリで遊べる、グーグルの最新端末「Nexus Player」が発売された。自腹で買ったライターの湯浅英夫氏が、その使い勝手や、同じくグーグルの「Chromecast」と比べた良い点、悪い点をレビューした。

 グーグルが2月27日に発売した「Nexus Player」(実勢価格1万2800円)は、テレビのHDMI端子に接続してAndroid TVを利用するための機器だ。「Android TV」とは、テレビでYouTubeなどの動画やグーグル Playからダウンロードしたゲーム、アプリなどを楽しむためのプラットフォームのこと。Android TVを内蔵したテレビも登場しているが、このNexus Playerがあれば手持ちのテレビでAndroid TVを利用できるようになる。そこで筆者は、Nexus Playerを発売後すぐに購入して使ってみた。

グーグルストアなどで発売中の「Nexus Player」。円盤型で音楽CDぐらいのサイズだ。リモコンとACアダプターが付属する
[画像のクリックで拡大表示]

電源コネクターで散々な目にあった……

 Nexus Playerの箱を開けると、中には本体、リモコン、ACアダプター、簡素なクイックスタートガイド、それとGoogle Playで使える2000円分のコードが特典として入っていた。テレビと接続するためのHDMIケーブルは付属しないので別途必要だ。

 テレビのすぐそばに置くなら短いケーブルが便利だ。設置してみて思ったが、本体がコンパクトなわりに置き場所に困る。縦置きにしようとしても形が丸いので転がっていきそうで、邪魔にならないようにテレビに固定できる工夫が欲しいところだ。

パッケージの中身は本体、リモコン、ACアダプター。簡単なセットアップマニュアルも付属する
[画像のクリックで拡大表示]

 HDMIケーブルを用意したら、テレビのHDMI入力と接続する。電源ボタンはなく、ACアダプターを接続すると電源が入る。

 気になったのはその電源コネクターで、力をいれてパチっとはまる手ごたえがあるまでしっかり挿し込まないと、抜けて故障につながりかねない。

 これは単なる筆者の不注意だが、これに気づかず「電源コネクターがゆるいかな」ぐらいにしか思っていなかったため、設定項目をいじっている最中にケーブルが抜けて電源が落ちてしまい、設定が初期化されたり、インストール済みのアプリがのきなみクリティカルエラーを表示するようになったり、音声検索がまともに起動しなくなるなど、散々な目にあった。電源コネクターはしっかり挿し込もう。

端子類は裏側の目立たない場所にある。標準サイズのHDMI出力、microUSB、電源コネクターがある。microUSBポートはUSB接続のLANアダプターなどを取り付けられる
[画像のクリックで拡大表示]
底面にはBluetooth機器の検索を行うボタンがついている。その手前のLEDランプがあるが、底面なので光っても目障りにならない
[画像のクリックで拡大表示]