1枚の絵の中に混在する昼と夜の風景、あるいは空中に浮遊するスーツ姿の紳士――。一見、軽妙なポップアートのように見えながら、さりげなく不思議で不条理な世界を展開するルネ・マグリット。20世紀のシュルレアリスムを代表する画家として知られ、現代のアーティストやデザイナーにも大きな影響を与えている。

 そんなマグリットの代表作130点を世界各国の美術館から集め、一挙に公開する「マグリット展」が国立新美術館にて開幕した。

 日本では約13年ぶりの開催となるこのマグリット展について、主催のひとつである読売新聞は「美術ファンはもちろん、普段あまり美術展には行かないビジネスパーソンにも鑑賞してもらいたい」と話す。

 なんでも欧米では、ビジネススキルを高めるひとつの手段として、マグリットの絵画が用いられているというのだ。その真偽を確かめるべく、展覧会の開幕に合わせて来日したベルギー王立美術館館長で、本展の監修者でもあるミシェル・ドラゲ氏を直撃した。

マグリット展
会場:国立新美術館
所在地:東京都港区六本木7-22-2
電話03-5777-8600(ハローダイヤル)
会期:開催中~6月29日(7月11日~10月12日は京都市美術館へ巡回)
開館時間:10~18時(金曜、5月23、24、30、31日は~20時。4月25日は~22時)※入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週火曜(5月5日、5月26日は開館)
観覧料:一般1600円
ホームページ:http://magritte2015.jp/
「マグリット展」の会場、国立新美術館
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