アップルは2015年3月9日(現地時間)、米サンフランシスコで製品発表会を実施した。アップルCEO(最高経営責任者)のティム・クック氏は、新型モバイルノート「新しいMacBook」を発表。フルアルミニウム筐体を採用し、最厚部で約13.1mmという薄さを実現した新MacBookについて「ノートブックを再発明した」とティム・クックCEOは自信を見せた。4月10日発売で、直販価格は14万8800円から。

米サンフランシスコで行われたアップルの製品発表会の模様
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「新しいMacBook」を見せるアップルのティム・クックCEO
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 さらに、昨年9月に発表した腕時計型ウエアラブルデバイス「Apple Watch」の詳細も発表された。価格は4万2800円からで、4月24日に発売。4月10日に予約を開始する予定となっている。

4月24日に発売される「Apple Watch」
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フルアルミ筐体で激薄、USB-C端子採用の「新しいMacBook」

 4月10日に発売する「新しいMacBook」は2304×1440ドットの12インチIPS液晶を採用した「Retinaディスプレイ」を搭載し、重さ約920gを実現。第5世代デュアルコアIntel Core Mプロセッサーを採用し、1.1GHz (Turbo Boost使用時最大2.4GHz)のCore Mに256GBフラッシュストレージを搭載するモデルと1.2GHz(同2.6GHz)のCore Mに512GBフラッシュストレージを搭載するモデルをラインアップする。どちらも1.3GHz Core M(Turbo Boost使用時最大2.9GHz)にカスタマイズ可能だ。カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイの3色を用意する。

・1.1GHz Core M/256GBフラッシュストレージ……14万8800円
・1.2GHz Core M/512GBフラッシュストレージ……18万4800円

ティム・クックCEOが「ノートブックを再発明した」と自信を見せる「新しいMacBook」
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 メモリーは8GBオンボード固定で、グラフィックスはIntel HD Graphics 5300を採用する。39.7Whリチウムポリマーバッテリーを内蔵し、ワイヤレスインターネット閲覧で最大9時間、iTunesムービー再生で最大10時間の連続駆動が可能とのことだ。

現在のMacBook Airよりも約24%薄い13.1mmのボディーを実現
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直方体デザインではなく、地層のように積み重ねたバッテリー形状を採用したことで、容量を約35%増やすことができたという
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こちらが新しいMacBookの内部構造。バッテリーが複数に分かれて配置されている
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ワイヤレスインターネット閲覧で最大9時間、iTunesムービー再生で最大10時間の連続駆動が可能
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 従来のMacBookシリーズは充電端子に加えてUSB端子、DisplayPort端子などさまざまな端子を備えていたが、新しいMacBookはUSB-C端子によって充電からUSB入出力、ディスプレイ出力までサポートする。付属の29W USB-C電源アダプターによって充電するほか、USB 3.1(最大5Gbps)の入出力、DisplayPort 1.2出力に標準で対応する。さらに「USB-C VGA Multiportアダプタ」(別売)を使用したVGA(アナログRGB)出力、「USB-C Digital AV Multiportアダプタ」(別売)を使用したHDMIビデオ出力も可能だ。

充電端子と複数の入出力端子を兼ね備えたUSB-C端子を搭載する
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 そのほか、デュアルマイクを内蔵し、ステレオスピーカー、光デジタル出力とヘッドホン出力が可能な音声出力端子(ステレオミニ端子)も備えている。

 キーボードは12インチの横幅いっぱいを使ったフルサイズキーボードを採用。X型の「シザー構造」から、キーを両端で支える「バタフライ構造」にしたことで、薄型ながらまっすぐ押しやすくなったという。

キーボードをシザー構造からバタフライ構造に変えたことで、薄くても押しやすさが向上したとのことだ
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