ソニーモバイルコミュニケーションズの最新スマホ「Xperia Z3 Compact」を、AV評論家の折原一也氏が自腹で買って使い込んだ。高音質のハイレゾ対応が売りの同製品だが、iPhone 6を買った後にすぐZ3 Compactを手に入れた理由とは……。

発売日に購入して約3週間使ったXperia Z3 Compact
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ハイレゾ対応より重要だったのは……

 11月12日、僕はあらかじめ予約しておいたNTTドコモのスマートフォンの回線をソニー・モバイルの最新スマートフォンXperia Z3 Compactに機種変更(買い増し)した。ちなみに、同じNTTドコモの回線で使用していた端末は同じくソニー・モバイルのXperia Z(初代)だ。

 僕はAV評論家なのだから、音楽をCDを超える高音質で再生できる「ハイレゾ対応」の最新スマホに換えたのだろうという見当は、半分はもちろん正しい。

 だが、スマホの買いの理由に最優先に「音質」を挙げる人は恐らく相当の少数派だろう。AV評論家の僕だって、普段はスマートフォンで音楽ばかり聴いているわけではないし、スマートフォンを操作する機会は電話やネットのほうがはるかに多い。Xperia Z3 Compactのハイレゾ対応はもちろん購入動機の一つではあるが、1番の理由ではない。

Xperia Zからの「サイズダウン」を敢行した理由は……

 それではXperia Z3 Compactを選んだ1番の理由は何か——それを説明するには、個人的なモバイル環境を含めた少々の前置きが必要だ。

 僕は元々スマホは2台(2回線)持ちで、1カ月前の時点の使用機種はiPhone 5&Xperia Zだった。それを先日iPhone 5をiPhone 6に買い換え、購入から2年経過していないXperia Zを発売前に予約までしてXperia Z3 Compactに変えた。ほぼ同時期に、この組み合わせで機種変更をしたことに、僕がXperia Z3 Compactを選んだ理由がある。

 Xperia Z3 Compactのレビューから外れる話で恐縮だが、iPhone 5からiPhone 6になると、日本人の平均よりも手の大きい僕でさえも、巨大化したiPhone 6の画面では下側から本体を支えたままでは上部まで親指が届かなくなり、片手操作は困難になった。ちなみに、Xperia Zは5型液晶なので片手操作は元々無理だった。

 片手の塞がるかばんを持つことも多く、街中や電車で操作するためにも、スマートフォンは片手操作が可能であってほしい——。そこで、長い間僕の「片手操作端末」として使われてきたiPhone 5の代役として白羽の矢を立てたのがXperia Z3 Compactだったというわけだ。

 悪く言えば玉突き式の機種変更なのだが、Xperia Z3 Compactの発売がなければiPhone 6への機種変更を諦めて今時iPhone 5Sにでも変えていただろうというほど、僕にとって片手操作は重要なことなのだ。

若干ずれてしまったがXperia Z、iPhone 6とXperia Z3 compactのサイズ比較。画面サイズとしてはサイズダウンの機種変更だ
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