ノートパソコン兼タブレットとして使え、しかも省電力性に優れた14年秋冬の最新2in1モバイルノートPCを比較。性能スペックを比べつつ、それぞれどんなユーザーにおすすめなのか解説する。

省電力性が増した最新CPU搭載モデルが「2in1」の本命

 ノートパソコンでありながら、タブレットとしても利用できる「2in1モバイルパソコン」。Windows 8の特性を引き出すスタイルのノートPCとして着々と地歩を固めてきた。

 そして、2014年の秋冬、2in1パソコンが大きな進化を遂げている。省電力性が向上したインテルの新CPU「Core M」シリーズがリリースされ、よりモバイル性を追求した製品が登場しているのだ。

 そこで、14年秋冬モデルとして登場した2in1モバイルノートから、Core Mを搭載したモデルを選定。各製品の「基本性能」と「モバイル性」を比較しつつ、ユーザーごとに最適なマシンはどれか比較してみよう。

 今回ピックアップした製品はNECの「LaVie U」、パナソニックの「レッツノート RZ4」、レノボの「Lenovo YOGA 3 Pro」の3モデル。いずれも店頭で購入できるモデルの中から最上位モデルを選んでいる。

 NECのLaVie Uシリーズからは、CPUにCore M-5Y71を搭載した「LaVie U LU550/TSS」(以下、LaVie U)をエントリーした。ディスプレイ側とキーボード側が分離するデタッチャブル形式で、ディスプレイ側だけを持ち歩いて利用できるのが特徴。

NECの「LaVie U LU550/TSS」。本体が分離する仕組みで、ディスプレイ側がタブレットになる。デジタイザーペンを付属
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 パナソニックのレッツノート RZ4シリーズは、OSにWindows 8.1 Pro Updateを採用した「レッツノート RZ4 CF-RZ4CDMBR」(以下、レッツノート RZ4)を選択。ディスプレイ部分がリングノートのように回転してタブレットに変形するスタイルだ。

パナソニックの「レッツノート RZ4 CF-RZ4CDMBR」。キーボードがディスプレイの背面に回り込む仕組み。タブレット時はキーボードがロックされる
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 レノボ・ジャパンの「Lenovo YOGA 3 Pro」シリーズも、リングノート形式の変形機構を採用した2in1パソコン。ピックアップした「Lenovo YOGA 3 Pro 80HE00CJJP」(以下、YOGA 3 Pro)はストレージにSSD512GBを搭載するなど、ハイパフォーマンス。

レノボ・ジャパンの「Lenovo YOGA 3 Pro 80HE00CJJP」。レッツノート RZ4と同じく、リングノート形式の変形機構を採用
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■2014秋冬2in1パソコンの主要3モデルの比較
メーカー名 NEC パナソニック レノボ・ジャパン
製品名 LaVie U
LU550/TSS
レッツノート RZ4
CF-RZ4CDMBR
Lenovo YOGA 3 Pro
80HE00CJJP
OS Windows 8.1 Pro
Update 64bit
Windows 8.1 Pro
Update 64bit
Windows 8.1
Update 64bit
実勢価格 17万3000円前後 24万3000円前後 22万7000円前後