東京ゲームショウのインディーゲームコーナーには、往年の8ビットゲームも展示されている。

 その中では、RIKI氏が出展している『キラキラスターナイト』に注目したい。『キラキラスターナイト』は、ファミリーコンピュータことファミコンで動く、横スクロールタイプのアクションゲームだ。

 『キラキラスターナイト』は、ハードウェアの隠し機能を使うといった独自の手法により、ファミコンのハードウエアスペックを超えたグラフィックスを表示できる点がおもしろい。ファミコンは通常、画面いっぱいに大きな画像を表示したり、複数の画像を同時に動かすといったことができないが、『キラキラスターナイト』はそれを実現しているという。また、複雑な処理をしても処理落ちすることはないという。

『キラキラスターナイト』は、ファミコンでプレイできるアクションゲームだ。ファミコン実機で動くロムカセットもあるが、「持ってくるのを忘れた」ことにより、19日はエミュレーターによる展示となった。一般公開日はそのロムカセットを使い、実機での試遊を予定している
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ファミコンは本来、イラストやロゴを画面に表示しようとしても、画面の1/4程度の大きさが限界という。それを独自の方法で工夫し、イラストやロゴを画面いっぱいに表示できるようにした
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『キラキラスターナイト』のタイトル画面を動画で撮影した。ファミコンのゲームとは思えないほどキャラクターが激しく動く

背景はハードウエアの隠し機能を使った多段スクロールにより、奥行きが再現されている。ファミコンのゲームとは思えないほど滑らかに動く
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ゲームプレイ中の画面を動画で再生した。ファミコンで扱える数以上の背景を同時に動かし、奥行きを再現している

ゲームショウのスペシャル画面も用意している。何気ない画面に見えるが、ファミコンでは画面全体にロゴを表示するのが難しい
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『キラキラスターナイト』は、書籍として発売されている。付属するCDにWindowsで動作するゲームやファミコン用のROMデータが同梱されている。価格は2980円で同人ショップやAmazonで発売中だ
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書籍には、人気イラストレーター54人のイラスト集のほか、ファミコンゲームの製作で培ったノウハウを記載している
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現在、続編にあたるLEVEL2を開発中という。往年の名作『スターソルジャー』などの音楽を作成した国本剛章氏といった著名のゲームミュージックアーティストの参加を予定しているという
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『キラキラスターナイト』の作者であるRIKI氏。『キラキラスターナイト』は、書籍の制作に1年、ゲームの制作に3年を費やした。本業はイラストレーター及び漫画家という
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